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ストイチコフ氏:「バロンドールは吐き気がする」

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プラティニを批判

 元ブルガリア代表のフリスト・ストイチコフ氏は、UEFAのミシェル・プラティニ会長が不当な影響力を及ぼしているとして、FIFAバロンドールへの不快感を表している。

 自身も1994年に同賞の前身であるバロンドールを受賞しているストイチコフ氏は、バイエルン・ミュンヘンのフランス代表MFフランク・リベリが今年のFIFAバロンドールを受賞することになると考えている様子で、その背後にはプラティニ会長の画策があると主張している。

 20日に行われたヨーロッパ・ゴールデンシューの授賞式で、同賞を受賞したバルセロナFWリオネル・メッシへのプレゼンターを務めたストイチコフ氏のコメントを、スペインなど各国メディアが伝えた。

「バロンドールには吐き気がする。もうすべて済んだことだ。プラティニがうまく動いており、メッシにとっては(受賞は)非常に難しいだろう。リベリはフランス人で、すでに多くのタイトルを獲得している」

 2013年FIFAバロンドールは今月15日に一旦は終了していた投票期限が29日まで延長され、その影響もあってレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドが受賞に向けて優位になったのではないかとの見方もある。同賞は12月9日に最終候補3名が発表され、来年1月13日に受賞者が決定される予定となっている。

 ストイチコフ氏自身がバロンドールを受賞した94年には、アメリカ・ワールドカップで得点王に輝く活躍を見せた。この大会の準決勝でイタリアに敗れた際にも「ブルガリアを陥れようという動きがあり、フランス人審判が割り当てたれた」と同氏はフランスへの批判を展開している。
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