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[スポ東]東洋大、国士舘大戦後のコメント

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[11.24 第87回関東大学サッカーリーグ戦・後期1部リーグ第22節 東洋大1-5国士大]

以下、試合後の東洋大コメント

古川毅監督
―今日の試合を振り返って。
「最終戦なので、悔いの残らないように出し尽くそうと選手たちに伝えた。最終的にこういう結果になったが、選手たちは最後まで戦い抜いてくれた。先制されてもすぐに追い付くことができたが、2失点目が痛かった。後半はリスクを負って攻めなければならなくなった」

―三田について。
「再負傷のリスクはあったが、インカレ出場が断たれてから今日に向けてリハビリを続けていた。約30分しかなかったが、彼の思いはみんなに十分伝わったと思う」

―タイムアップの瞬間は。
「点差がついても最後まで戦うことをやめなかった選手たちに感謝の気持ちと、申し訳ない気持ち」

―今季を振り返って。
「ポゼッション率では1部でも相手を上回ることが多かったが、失点はワースト2位。DF陣だけの責任ではなく、チーム全体でどのように試合を進めるべきかをこの1年で学ばせてもらった。もっと個の能力を高める必要がある」

―4年生に向けて
「良いことも苦しいことも共有し、試合に出る人も出れない人も下級生を引っ張ってきてくれた。できることならインカレに出場し、彼らともっとサッカーがしたかったし、全員を出場させたかった」

―来季に向けて
「1~3年生は今まで積み上げてきたものからさらにレベルアップし、1部で通用するチーム、選手にならなくてはいけないと感じたはず。この悔しさを次につなげないと意味がなくなってしまう。簡単なことではないが、昇格を目指してまた1からやっていきたい」

●年森勝哉(4年=F東京U-18)
―試合を振り返って。
「セットプレー、クロスの対応といった自分たちの弱さが全面に出た試合だった」

―苦しいシーズンだったが。
「初めての1部ということで不安とチャレンジ精神があった。その中で自分たちのサッカーをして結果が出ず、改善してもだめだった。取り組みの遅さに後悔している」

―キャプテンから見た今年のチームは。
「乗ったら強いが乗られると弱い。メンタルとか勢いに左右されてしまった。周りからは僕がヘッドダウンしてしまうと他の選手もヘッドダウンしてしまうよと言われたので全員に声を掛けることを意識した」

―監督に向けて。
「1部で監督の指導をプレーで示せてことは良かったし、感謝している」

―同期に向けて。
「1年目に不祥事を起こしてしまったが、自分をキャプテンに指名して支えてくれたことはマネージャーの2人も含めて感謝したい。どの代よりも飛び抜けて仲は良かったと思う」

―後輩に向けて。
「技術があるだけじゃ1部は戦えない。より良い東洋を作っていくには、ピッチ外ではワイワイしても良いが、日頃の練習から戦う気持ちを出していく必要がある」

●桑田直徹(4年=大宮ユース)
―試合を振り返って。
「先制されてから追い付いたけど前掛かりになりすぎた。これが自分たちの実力だと思う」

―この1年間を振り返って。
「後輩のために1部残留を決めてあげたかったが申し訳ない。昨年は良い結果で今年は悪い結果だったが、そういう2年間を過ごしたのは良い経験になったと思う」

―副キャプテンから見て今年のチームは。
「仲は良かったがその優しさできつく言えなかったり遠慮したりしていたのでもったいなかった。厳しさも必要だったと思う」

―同期に向けて。
「こうやって一緒に戦うことはもうないけど関係は変わらないと思うので、また違った形で関わっていきたい」

―後輩にメッセージ。
「今の3年生は進路とかで焦ることもあるかもしれないがチームをまとめることが第一。後輩はそれに甘えてはいけない。チームのために戦って良い結果を出す中で選手が評価されるチームが強いと思う」

―監督に向けて。
「監督の目指すサッカーをやってきてとても充実していたし、サッカーをは深く考えさせられた。コーチ陣も含めて良い環境でプレーできたことに感謝したい」

石川俊輝(4年=大宮ユース)
―試合を振り返って。
「必死に応援してくれたみんなの気持ちに応えたかったので残念。だが、後輩には戦う姿勢を見せられたと思う」

―三田が復帰したが。
「自分も前半、骨折でチームを離れたが、(三田)尚央は終盤の方だったので、焦りもあったと思う。最後に一緒にプレーできて幸せだった」

―応援の声は。
「(岡部)佑允から「苦しくなったら応援席を見ろ」と言われていた。失点を重ねるたびに応援席を見て、自分ももっとやらなきゃと思い、涙を抑えるのに必死だった。(今季は)けがで苦しんだが、ベンチ外のメンバーと一緒に応援に加わり、チームメイトの大切さを知った」

―4年間で一番の思い出
「ここ(たつのこフィールド)で2部優勝を決めた試合が一番印象に残っている。(4年生へ)これ以上ない最高のチームメイトに出会えて幸せだった。一生の大切な仲間」

―後輩へ。
「上を目指したいのならば、1部も2部も関係なく圧倒的な力を見せれば、チャンスはある。自分の力を出せるように頑張ってほしい」

―来季はプロだが
「大卒なので、即戦力として期待されている。湘南ベルマーレに感謝の気持ちを表しつつ、1日も早くピッチで恩返ししたい」

●黒須大輔(4年=習志野高)
―試合を振り返って。
「5対1という結果になってしまい残念」

―PKのシーン。
「アタッキングサードに入ったら仕掛けていこうと意識していた。それがPKにつながり、自信を持って蹴れた。PKは高校時代に失敗して以来、練習をしているので大学では外したことがない」

―今季9ゴールだったが。
「前期は伸び悩んでいたが、後期は点が取れて、自信を取り戻せた」

―応援の声は
「昨日も4年生で話して、岡部が中心になって声を出してくれた。応えたかったが、結果につながらず残念な気持ちでいっぱい」

―三田が復帰したが
「4年間一緒にやってきた仲間なので、最後に一緒にピッチに立てて良かった。」

―4年生に向けて
「それぞれの道に進むが、この学年、このメンバーで良かった。それぞれの地で頑張っていきましょう」

―後輩に向けて
「2部は厳しい戦いになると思うが、1年で戻ってきて、1部で優勝争いに加われるように力をつけてほしい」

藤井悠太(4年=武南高)
―試合を振り返って。
「後半は前掛かりになってバランスを崩して、あのような結果になってしまった」

―今季を振り返って。
「2部とはプレッシャーの部分であったり、いろいろな部分で全然違う。でも伝統ある大学と戦えたことは自分にとって大切な1年だった」

―4年間を振り返って。
「1年生の時は、周りがうますぎてついていけなかった。でも一生懸命頑張って、3年生の時にチャンスをもらって、今までの努力がつながったと思う。CBになってからは同級生、スタッフに教わり、プロに入れたのもみんなのおかげなので、感謝したい」

―後輩に向けて。
「先輩としては情けない結果になってしまった。でも今季、1部での戦いを経験した選手もいるので、その経験を生かして2部でも違いを見せつけてほしい」

―同級生に向けて。
「苦しい時も、嬉しい時もいつも一緒だった。今季は勝てなくて自分たちを疑う時もあった。でも仲間のおかげで成長できた」

―来季プロでの抱負。
「大学サッカーで学んだことを生かして、東洋大の代表としてプロの世界で頑張りたい」

馬渡和彰(4年=市立船橋高)
―試合を振り返って。
「前半に右膝を痛めてしまって、痛くて怖くて右足で蹴ることができなかった。90分走り抜いて、気持ちを見せたかったが悔いが残る。自分のプレーができなくて残念」

―今季を振り返って。
「1部のチームは勝負強い。僕たちも主導権を握れば通用したが、劣勢になって畳み掛けられた時に防ぎきれなかった」

―4年間を振り返って。
「何度もどん底に落ちて、這い上がってきて、そしてけがをしてしまって、いろいろな思いがある。人生の中でも思い入れ深い4年間だった」

―後輩に向けて。
「サッカーは日頃の生活がすべて出るものだと思う。例えば、練習から1つ1つのプレーを集中してできるか。卒業してもサッカーをやりたい人も多くいると思うので、いろいろな誘惑に負けずにサッカーに打ち込んでほしい。あと人とのつながりも大切にしてほしい。チームメイトがいてこそのチーム。チームが一丸になることは大切なことだと思う」

―同級生に向けて。
「入学してからたくさん迷惑をかけた。あることで迷惑をかけて、泣いて辞めたいと伝えたこともあった。でもそんな時に戻してくれたのはみんなだった。その一件で自分を見つめ直して大人になれた。寂しいが、それぞれの道で有名になってほしい。いろいろな意味でみんなに「ありがとう」と伝えたい」

[写真]冷静にPKを決めた黒須

(文 スポーツ東洋 平柳麻衣)
(写真 小俣勇人 横井喬)
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