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伊紙評価:各紙が本田に高評価 「卒業文集でもこれほどのデビューは想像しなかっただろう」

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イタリアデビューは好印象

ミランMF本田圭佑は12日、セリエA第19節サッスオーロ戦で後半途中から出場し、デビューを果たした。イタリアメディアはこぞって本田に高い評価を下している。

 コンディション面からベンチスタートとなり、デビューは15日のコッパ・イタリア5回戦スペツィア戦になると見られていた本田。だが、2点を先行したミランが後半立ち上がりまでに4失点し、苦境に陥ったことで、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は66分に本田をピッチへ送り込んだ。

 本田は83分、MFリカルド・モントリーボのパスから左足で鋭いシュートを放ったが、惜しくもポストを直撃。デビュー戦での初ゴールはならなかったが、存在感を示した。

 しかし、ミランは終盤に1点を返すのみにとどまり、格下相手にまさかの黒星。クラブはアッレグリ監督の解任をほのめかしている。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、本田に6点を与えてチームのベストプレーヤーに選出したが、ほかの各メディアも本田に好印象を抱いたようだ。

『コッリエレ・デッロ・スポルト』は「いくつかの良いタッチとポスト直撃のシュートでセリエAデビュー」と評し、やはりモントリーボと並ぶチーム最高の6点。

『トゥットスポルト』も「客観的に難しい状況でデビューしたにもかかわらず、一発を持っていることを示した。ポスト直撃は“不運のオスカー賞”だ」。こちらも、モントリーボと並んでチーム最高の6.5点だ。

 一般紙でも本田は高く評価されている。『コッリエレ・デッラ・セーラ』は、単独の6.5点でチームのベストプレーヤーに選出。「卒業文集でもこれほどのデビューは想像できなかっただろう。キャラクター、輝き、テクニックを見せ、ポスト直撃のシュートを放った」と評した。

『レプッブリカ』や『ジョルナーレ』、『スタンパ』でも6点とチーム最高、ないしそれに準ずる採点がつけられている。

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