ザッカルドとのトレード案が浮上

　イタリアメディアによると、ミランが新たな攻撃的MFの獲得を狙っているという。フラムMFアデル・ターラブとDFクリスティアン・ザッカルドのトレードに動いているようだ。

　ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは28日の会見で、31日の期限までにさらなる補強があるかもしれないと話している。イタリアメディアは、QPRからフラムにレンタル中のターラブと、ザッカルドのトレードが近づいている模様と報じた。

　イタリア『Milannews.it』が、仲介役のビンチェンツォ・モラービト代理人のコメントを伝えている。

「フラムはDFを必要としており、私に解決策を探すように求めてきた。そこでザッカルドとターラブの移籍を考えたんだ。全員にとって得になる。クリスティアンはプレミアリーグでもうまくやれるだろう。ターラブはまだ24歳で、1年前には多くのクラブが獲得を望んだ選手だ」

「交渉はかなり進んでいる。選手たちはクラブの同意を得ているよ。フラムは今夜(28日)試合があるから、明日また話すだろう。だが、まとまりつつあると言えるよ」

　ミランは1月にMF本田圭佑も獲得している。2列目の選手が多すぎるということはないだろうか?　『Milannews.it』の疑問に、モラービト代理人はこのように答えている。

「私はいつも言っているのだが、クオリティーのある選手がいるのは良いことだ。あとは(クラレンス・)セードルフ監督が賢くマネジメントするだろう。ミランがイタリアで唯一、チャンピオンズリーグで勝ち残っているクラブであることも忘れてはいけないよ」

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