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最下位フルハムとのドローを悔やむモイーズ監督「楽に勝てる内容だった」

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 マンチェスター・ユナイテッドは、9日のフルハム戦に2-2で引き分けた。プレミアリーグの公式HPでは、ユナイテッドが90分間で上げたクロスの数を73本と発表している。試合後の監督会見の内容を、公式HPが伝えている。

 デイビッド・モイーズ監督は「(先制された)試合の流れを戻せたのは当然で、勝利を挙げられるだけの内容だった。しかし、あまりにも酷い失点を許してしまった」とコメントし、「本来なら3-1で勝てる試合だった。実行できなくて残念に思う。試合を決めるべきだった」と言い、試合を決定づけるゴールを挙げられなかったことを繰り返し悔やんだ。

「われわれが間違いを犯したとは言えないと思う。適切なタイミングでワイドに展開出来ていた。2-1とした時点で3点目を取るべきだった。もっと相手を圧倒できていたかは何とも言えない。それだけ試合を制していたし、楽に勝てる内容だった」

 MFマイケル・キャリックのゴールで、一時、勝ち越した瞬間については「2-1となった時点で誰よりも安堵したのは私だろう。それだけ勝利が必要だったから」と振り返り、「フルハムはラスト5分でボールを奪いに来ていなかったし、われわれがボールをキープしていた。相手は必ずしも同点ゴールを狙っているようには見えなかったが、結果的にそうなってしまった」と、FWダレン・ベントに同点ゴールを決められたことを受け入れられないようだった。

 7位に低迷するユナイテッドは、次節、優勝争いをしているアーセナルと対戦する。この一戦で流れは変わるかと問われた指揮官は、「ここ数か月近く、チームの運が変わればと言い続けてきた。ひょっとしたら、今日のプレーの中でもうまく出来ないことがあったのかもしれない。フィニッシュの精度が十分ではなかったのかもしれないし、守備に若干の問題があったのかもしれない」と答え、低迷の要因に頭を悩ませている様子をうかがわせた。


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