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栃木と横浜FCは1-1の痛み分け

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[3.9 J2第2節 栃木1-1横浜FC 栃木グ]

 J2は9日、第2節を各地で行い、栃木SCはホームに横浜FCを迎えた。開幕戦で千葉に快勝していた栃木は、この試合でも前半18分にFW瀬沼優司の2試合連続となるゴールで先制する。しかし、同35分にFW飯尾一慶に同点ゴールを決められる。その後も両チーム、チャンスをつくりだしたが、得点を挙げることはできずに1-1で試合は終了した。

 開幕戦の千葉戦(2-0)に続き、先制点を挙げた瀬沼は「ゴールを取れたのは、すごい良かったのですが、チームの勝利に結びつながらなかったので、すごい残念に思います。これだけたくさんのサポーターの方々が、こうやって応援に来てくださっているので、勝って喜びを分かち合いたかったのですけど…。申し訳ないというか、次、早く勝って、一緒に喜びを分かち合えるように頑張りたいと思います」と、試合を振り返り「個人的には後半、あまり動けなかった。もっともっと走って、チームに貢献できるように、もっとプレーの質を上げて行きたいと思います」と、悔しさを隠さなかった。

 前半16分にテンポ良くボールを回した横浜FCは、MF小野瀬康介が左足でミドルシュートを放ったが、クロスバーを越えてしまう。その2分後、敵陣でDFイ・ミンスがボールを奪った栃木は、カウンターを仕掛ける。瀬沼がMF廣瀬浩二とのワンツーからPA内でリターンパスを受けると、GK南雄太との1対1を確実に決めて、2試合連続で先制した。

 前節、愛媛とスコアレスドローだった横浜FCも、前半のうちに同点に追いつく。前半35分、ゴール前の混戦からMF飯尾一慶がヘディングでボールをゴールに押し込み、試合を振り出しに戻す。

 後半に入ると、栃木は左サイドから攻撃を仕掛ける。しかし、ゴール前でフィニッシュの精度を欠き、得点を挙げることはできない。後半35分には横浜FCも、MF寺田紳一、MF野崎陽介とボールをつなぎ、PA内のFWパク・ソンホの落としを再び寺田が受けてシュートしたが、DFにブロックされる。37分にも寺田のロングボールを受けた小野瀬がシュートを放つが、最初のシュートはGK鈴木智幸にブロックされ、こぼれ球を再びシュートしたが、ふかしてしまい、決定機を生かせなかった。

 このまま、両チームともに決定力を欠き、1-1で試合は終了。栃木はホーム開幕戦を白星で飾ることはできず。横浜FCも2試合連続のドローとなり、痛み分けの結果になっている。

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