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5発快勝長崎が連勝、連敗東京Vは3月未勝利で終える

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[3.30 J2第5節 東京V1-5長崎 味スタ]

 V・ファーレン長崎東京ヴェルディに5-1で快勝した。長崎は今季初の連勝で勝ち点を10に伸ばした。対する完敗を喫した東京Vは今季4敗目を喫した。

 前半をスコアレスで折り返したゲームとは思えぬ展開となった。

 先制点に繋がったのは長崎のこの日6本目のCKからだった。後半6分、右サイドからのCKをMF野田紘史が大きく蹴り入れると、ファーサイドでフリーになっていたMF黒木聖仁がドンピシャヘッドで合わせる。今月10日にC大阪から期限付き移籍してきた24歳MFの移籍後初ゴールで長崎が試合を動かした。

 勢いづく長崎は後半14分、センターサークル付近からドリブルで持ち上がったMF奥埜博亮が右足一閃。ミドルシュートはGK佐藤優也の手を弾き、ゴールネットを揺らす。

 さらに後半16分にはMF東浩史がエリア内でMF中後雅喜に倒されPKを獲得。これをFW佐藤洸一が沈め、リードを広げる。昨季12得点のストライカーがようやく今季初ゴールを決めると、直後の同19分にも佐藤が吹っ切れたかのようにゴールネットを揺らし、一気に点差を広げた。

 守備崩壊の東京Vもようやく25分、FW平本一樹のキープから追い越したMF高木大輔がマイナスに折り返すと、FW常盤聡が左足で合わせる。ポストを叩きながらも枠内に収まる、常盤の今季初ゴールで一矢報いる。しかし同33分にも途中出場のFW小松塁にヘディングゴールを許した東京Vは今季最多失点となる5失点完敗。今季2度目の連敗を喫し、3月の戦いを1分4敗で終えた。


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