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[プリンスリーグ東海]点取り屋の才能持つ名門・静岡学園FW名古

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[4.12 高円宮杯プリンスリーグ東海第1節 静岡学園高 3-0 磐田東高 藤枝総合]

 近年、川崎Fでブレイク中のMF大島僚太や鹿島の右SBを担う20歳DF伊東幸敏らを輩出している静岡学園高の川口修監督が「ここ数年で一番点を取る感覚がある。競った試合でもアイツが取るかなと思うくらい。苦しいところで難しい体勢から点を取ったりするし、(かつてプリンスリーグで圧倒的な得点力を示した)杉浦(恭平、現神戸)くらい点を取るんじゃないですか」と期待する存在。それがFW名古新太郎(3年)だ。
 
 この日はチームの攻撃の組み立てがイマイチだった前半は存在感を示すことができなかったが、25分にヒールパスでDFのマークを外して先制点の起点になると、後半はポスト直撃のシュートを連発。DFを振り切って決定的なヘディングシュートを放ち、強烈なミドルシュートで会場を沸かせるなど後半だけでシュート5本を放った。「点取ることは自分のやらないとダメなこと。そこは徹底してやらないといけない」というだけに無得点に不満顔だったが、豊富なアイディアとテクニック、ポテンシャルの高さを示す90分間だった。

 開幕前の神戸遠征で出場した兵庫ユースサッカー大会2014では昨年のプレミアリーグWESTとJユースカップを制している神戸U-18戦でゴールを決めて勝利に貢献。釜山高校選抜U-18(韓国)戦でもゴールを決めた。またホッフェンハイムU-18(ドイツ)戦では鮮やかなヒールリフトでDF2人を抜き去り、ゴールをアシストしたという。「毎試合得点を取ること。目標は得点王です」という目標を果たすためには精度を高めるなど、まだまだやらなければならないことがある。選手層の厚い静学では継続して成長し、結果を残さなければ生き残ることはできない。ただ、一瞬の抜け出しやキレ味十分の動き、そしてポジショニングの良さと得点力は全国での勝利に飢えている名門を今後必ず救うはずだ。

(取材・文 吉田太郎)
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