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両チームの橋本のゴールで大宮vs柏は1-1ドロー

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[4.16 ナビスコ杯B組第3節 大宮1-1柏 NACK]

 ナビスコ杯第3節が16日に各地で行われた。B組のNACK5スタジアムで行われた大宮アルディージャ柏レイソルの一戦は、1-1の引き分けに終わった。大宮は1分1敗。柏は1勝2分となった。

 序盤、形を作ったのは柏だった。前半11分、左サイドから崩すと、FWレアンドロのシュートに繋げる。同27分にも同様に左サイドから崩すと、今度はFW工藤壮人がシュート。いずれもゴールネットを揺らすには至らなかったが、勢いにある攻撃を見せた。

 しかし先制点は大宮に生まれる。前半38分、浮き球となってこぼれたボールをMF金澤慎がボレーで狙う。これは惜しくも右ポストを叩いたが、拾ったMFチョ・ヨンチョルが入れ直すと、中央に走り込んだMF橋本晃司が右足でゴールに流し込んだ。橋本はナビスコ杯2試合連続のゴールになった。

 チャンスを確実にものにした大宮は、前半アディショナルタイムにも決定機を迎える。エリア内へのスルーパスに走り込んだ橋本の折り返しにFWラドンチッチが詰める。しかし1回目のシュートがGK菅野孝憲に防がれると、跳ね返りも押し込めず、前半は1点のリードのみで折り返すことになった。

 だが後半に入ると、柏もすぐに反撃のチャンスを得る。3分のレアンドロのシュートはクロスバーに嫌われてしまったが、10分、右サイドからMF高山薫がクロスを上げると、ファーサイドでDF橋本和が打点の高いヘッドを叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 同点とされた大宮は終盤、ベンチスタートだったFWズラタンやMF家長昭博らをピッチに送り込み、勝負に出る。しかし互いに勝ち越しゴールは奪えず、試合は1-1のドローで幕を閉じた。大宮は公式戦の連敗は3でストップしたが、勝ちなしは5まで伸びた。対する柏は公式戦の不敗が7戦に伸びた。

 ナビスコ杯の第4節は5月21日に行われ、大宮はホームで名古屋、柏はホームで新潟と対戦する。

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