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リベリ離脱のフランスを救ったベンゼマ「ゴールだけで僕を判断しないで欲しい」

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[6.15 ブラジルW杯E組 フランス3-0ホンジュラス ポルトアレグレ]

 フランス代表は15日に行われたグループステージ初戦のホンジュラス代表戦に、3-0で勝利した。この試合で2得点を挙げ、オウンゴールを誘発するシュートを放ったのが、FWカリム・ベンゼマだった。

「個人的に、僕は目標を達成できたね。良い試合をしたい、勝ちたい、そして自分のサッカーをプレッシャーなく示したい、と頭の中で思っていたんだ」と、『レキップ』の取材に答えている。

 後半3分には、右サイドからのクロスに合わせてシュート。ボールは右ポストを叩き、ゴール前のGKに当たって、ゴールラインをわずかに割った。今大会から導入されたゴールラインテクノロジーがなければ、判定は難しかったであろうゴールだったが、レアル・マドリーで素晴らしいシーズンを送ったストライカーは、得点を確信していたという。

「あのゴールは、ボールがポストを叩いて、キーパーに当たった。ボールがゴールに入っていくのが、見えていたよ」と振り返る。

 後半24分には、セットプレーの流れから3点目も記録。2点目がオウンゴールとなり、惜しくも大海最初のハットトリック達成者にはなれなかったが、ベンゼマは満足感を口にする。「とても嬉しいし、誇りに思うよ。でも、一番大事なのは、勝利したことだ。僕が何点取ったかだけで評価する人もいる。でも、僕にとって大事なのは、どんなプレーを自分がしたかっていうことなんだ」と、自身の哲学を明かした。

 大会前、フランス代表はエースのMFフランク・リベリが負傷し、登録メンバーから外れることとなった。攻撃力の低下が不安された中で、一発回答を出したストライカーは、予選敗退を喫した前回大会の汚名を返上すべく、「自分のサッカー」を披露し続ける。

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