大宮アルディージャは1日、FKレッドスター・ベオグラードからセルビア人FWドラガン・ムルジャを完全移籍で獲得したことを発表した。ムルジャは明日2日の練習からチームに合流する予定だ。

　1984年1月23日生まれの30歳は、セルビア・スーペルリーガMVPに1度(13-14)、得点王に2度(09-10、13-14)輝いた実績の持ち主。08年からセルビア代表に名を連ねて15試合2得点の記録を残すだけでなく、10年南アフリカW杯のメンバーにも選出された。そして、10年4月に岡田武史監督(当時)が率いていた日本と対戦しており、先発出場すると2得点を挙げて3-0の快勝に貢献していた。

　クラブ公式ウェブサイトを通じてムルジャは、「大宮アルディージャの一員になることができ、光栄に思います。セルビア代表として日本と対戦した頃から日本に良い印象を持っていました」と来日したときの日本への良い印象が、移籍を決断する後押しになったことを明かした。

　そして「日本に来る機会を与えてくださった大宮の皆さんに感謝しています。私はベストを尽くして大宮のより良い成績に貢献したいと思います」と意気込みを示した。

　大宮は14節終了時点で3勝4分7敗の勝ち点13で、順位は降格圏の17位となっている。


以下、クラブ発表のプロフィール

ドラガン・ムルジャ(Dragan MRDJA)

■ポジション:
FW
■背番号:
8
■生年月日:
1984年1月23日(30歳)
■国籍:
セルビア
■身長/体重:
187cm/79kg