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鳥栖が連勝で3位浮上、C大阪は終了間際の失点で降格圏抜け出せず

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[10.18 J1第28節 鳥栖1-0C大阪 ベアスタ]

 5位サガン鳥栖はホームで17位セレッソ大阪に1-0で競り勝ち、2連勝を飾った。勝ち点を50に伸ばし、首位・浦和と勝ち点6差の3位に浮上。一方のC大阪は2連敗で勝ち点26のまま、残留ラインとなる15位甲府との勝ち点差は「3」に広がった。

 両チームともに最後の決め手を欠く展開が続いた。C大阪は前半6分、MF長谷川アーリアジャスールの左クロスにFW永井龍が合わせるが、オフサイドの判定。鳥栖は同12分、DF丹羽竜平からの1本のロングフィードでMF水沼宏太がゴール前に抜け出したが、シュートは当たり損ねとなり、絶好機に決め切れなかった。

 スコアレスで折り返した後半も0-0のまま推移。C大阪は後半2分、永井の折り返しにFW杉本健勇が走り込むが、わずかに合わない。鳥栖も同9分にMF高橋義希の右クロスにFW豊田陽平が合わせたが、シュートはミートできなかった。

 C大阪は後半33分、MF平野甲斐に代えてFWカカウを投入し、勝負に出る。攻勢を強めて鳥栖を押し込むが、同40分、そのカカウのシュートも枠を捉え切れなかった。

 鳥栖は後半43分、MF水沼宏太に代えてFW播戸竜二を投入すると、迎えた後半アディショナルタイムだった。播戸がPA内左からシュート性のクロスを入れ、逆サイドの豊田がヘディングシュート。エースの3戦連発弾が劇的な決勝点となり、鳥栖がACL圏内となる3位に浮上した。


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