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唖然、呆然、号泣…劇的敗戦の磐田は来季もJ2が確定

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[11.30 J1昇格PO準決勝 磐田1-2山形 ヤマハ]

 勝者の裏に敗者あり。ただジュビロ磐田にとっては受け止めきれない現実だった。ドローであれば勝ち上がりを決める優位な展開。しかし後半アディショナルタイム、まさかまさかのGK山岸範宏に勝ち越しゴールを奪われ、磐田の今季が終了。来季もJ2リーグを戦うことが決定した。

 その瞬間、スローモーションのようだった。山形が右サイドからCKを蹴ると、ニアに飛び込んだ山岸が頭に当てる。シュートは弧を描くように磐田守備陣の頭の上を越え、ゴール左隅に吸い込まれていった。

 唖然、呆然とするイレブン。ベンチ前の名波浩監督も口を真一文字に結んだまま、しばらく動くことが出来なかった。お祭り騒ぎの山形サポーターの陣取るゴール裏とは対照的に涙にくれる磐田のゴール裏。同点弾を奪ったMF山崎亮平は手で顔を覆ったまま、スタッフに抱えられるようにして、ベンチ裏に引き上げていった。


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