アブラモビッチ氏の考えは…

　チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、バルセロナFWリオネル・メッシの獲得を前向きに捉えていないようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

　ルイス・エンリケ監督との衝突などで、バルセロナ退団の可能性も噂されるメッシだが、チェルシーが獲得を望んでいるとの報道も存在する。

　だがモウリーニョ監督は「カシージャスやクリスティアーノ・ロナウドとの間で起こった衝突は望まない」と、レアル・マドリーで経験した選手たちとの確執に鑑みて、指揮官以上の権力を持つともされるメッシ獲得に否定的であるという。

　4億ユーロの移籍金を支払わなければ、実現不可能ともされるメッシの移籍。チェルシーの同選手獲得はモウリーニョ監督の意向だけでなく、ファイナンシャルフェアプレーでの制限や、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏の出費を抑える意図によっても、非現実的と捉えられている。

　しかしながら『マルカ』は、アブラモビッチ氏がメッシを欲する場合には、モウリーニョ監督の意向やファイナンシャルフェアプレーなどの障害を、乗り越える可能性があるとも記している。

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