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3月の親善試合は監督代行も?日本人監督の可能性も排除せず

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 日本サッカー協会は3日、日本代表のハビエル・アギーレ監督との契約解除を発表した。

 都内で記者会見を行った大仁邦彌会長は後任監督について「できたら3月の試合には間に合わせたいと思うが、それに間に合わせるためにこのへんでいいだろうという人材を選ぶことはない」と言及。日本代表の次の活動となる3月27日のチュニジア戦(大分)、同31日のウズベキスタン戦(東京)までに新監督を招聘したい意向を示した。

 代表監督を選任する技術委員会の霜田正浩委員長には、アギーレ監督をめぐる八百長疑惑が浮上してから「万が一に備えてそういう情報は集めておくように」と、後任人事に着手するよう指示していたことも明かし、早急に後任を決めたい考えを強調した。

 一方で「何としてもそれまで(3月)には間に合わせたいと思っているが、“間に合わせ人事”はしたくない」とも繰り返し、3月の親善試合に監督代行で臨む可能性についても「その可能性がゼロとは言えない」と否定しなかった。

 また、後任に日本人監督を据える可能性についても「何人という前提で技術委員会はやっていない。私からもそういう話はしていないし、最もふさわしい人を選ぶのが大前提だと思う」と排除しなかった。

(取材・文 西山紘平)

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