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[EL]南野が先発でELデビューも…ザルツブルクは逆転負けで敗退

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[2.26 EL決勝トーナメント1回戦第2戦 ザルツブルク 1-3 ビジャレアル]

 ヨーロッパリーグ(EL)は26日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行い、FW南野拓実が所属するザルツブルク(オーストリア)がビジャレアル(スペイン)をホームに迎えた。試合はビジャレアルが3-1の勝利を収め、2戦合計5-2としてベスト16進出を決めた。なお、4-4-2の左サイドハーフで先発出場した南野は前半のみで交代している。

 19日に行われた第1戦で1-2で敗れたザルツブルクが、前半18分に先制に成功する。FWジョナタン・ソリアーノのパスをPA内で受けたFWマルセル・サビツァーが狙ったシュートはDFのブロックに遭ったが、こぼれ球に反応したFWマルコ・ジュリチンが右足で蹴り込んでスコアを1-0とした。

 さらに同27分には、南野が絡んでチャンスを作り出す。左サイドから蹴り出されたFKを南野がワンタッチで流すと、ボールを受けたサビツァーが右足で狙う。しかし、GKセルヒオ・アセンホに左手1本で阻まれて追加点を奪うには至らなかった。

 すると前半33分、ビジャレアルが同点に追い付く。MFジョナタン・ドス・サントスが送った正確なFKをFWルシアーノ・ビエットがヘディングで叩き込んで、試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、ザルツブルクは南野に代えてMFフェリペ・ルイスを投入。しかし、後半10分にビジャレアルが決定機を作り出し、FWイケチュク・ウチェのパスからフリーとなったビエットが狙うもGKベーテル・グラーチが好セーブでしのいだ。

 ともに勝ち越しゴールを狙いながらもスコアが動かないまま試合は進んだが、後半31分にビジャレアルが逆転に成功する。カウンターからFWジオバニ・ドス・サントスが独走してPA内までボールを運ぶと、ラストパスを受けたビエットがネットを揺らしてスコアを2-1とした。

 さらに後半34分にG・ドス・サントスが3点目を奪ったビジャレアルが3-1の逆転勝利を収めた。


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