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井出の「ラッキーゴール」が決勝点!千葉が長崎に初勝利、3年ぶり開幕星

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[3.8 J2第1節 長崎0-1千葉 長崎県立]

 ジェフユナイテッド千葉V・ファーレン長崎との敵地での開幕ゲームを1-0で制し、3年ぶりの開幕戦勝利を挙げた。また、これまでリーグ戦では勝利のなかった長崎相手の初勝利にもなった。

「ラッキーだった」。決勝点を奪ったMF井出遥也は、照れ笑いを浮かべながら、ゴールシーンを振り返った。

 前半16分、DF金井貢史がアーリークロスを上げると、FW森本貴幸がヘディングで合わせる。これはGK植草裕樹に防がれるが、井出がライン上でこぼれたボールを押し込み、先制点を奪った。

 井出は2012年にトップチーム昇格を果たした20歳MF。3年目となった昨季、32試合に出場するなど、一気にブレークした。「このチームはJ1にいなければいけないチームだと思う」とチーム愛を語った井出。「昨季は4得点は物足りない。去年の4得点以上は絶対にノルマとして決めたい」と、自身の目標も堂々と掲げた。

 昨季途中から就任した関塚隆監督にとっても勝負の2年目となる。今季はロンドン五輪日本代表でも一緒に戦った小倉勉氏をヘッドコーチに招聘するなど、万全の体制を整えた。「1人1人がハードワークしてくれた」と勝因を語った関塚監督。「きょう勝てたことは良かったが、もっと内容を良くして、自分たちの形で1つ1つ積み重ねていきたい」と、更なるチーム力向上を誓った。

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