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原口、8戦ぶり先発も決定機逃す…ヘルタは連勝で残留に前進

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[4.5 ブンデスリーガ第27節 ヘルタ・ベルリン2-0パダーボルン]

 ブンデスリーガは5日、第27節2日目を行い、MF細貝萌とFW原口元気の所属する13位ヘルタ・ベルリンはホームで17位パダーボルンと対戦し、2-0で勝った。原口は左MFで8試合ぶりに先発し、フル出場。チームは2連勝を飾ったが、原口は決定機に決め切れず、無得点に終わった。細貝は負傷の影響もあり、5試合連続のベンチ外だった。

 原口は前半18分、高い位置からプレッシャーをかけ、スライディングタックルでボールをカット。そのままドリブルで仕掛けたが、相手のファウルでつぶされた。同43分には右クロスがDFに当たってこぼれたボールを右足ボレーで狙ったが、シュートはミートせず、クロスバーを越えた。

 スコアレスで折り返した後半23分、ヘルタはFWサロモン・カルーが左45度の位置でFKを獲得。これをDFマルビン・プラッテンハルトが左足で直接狙うと、強烈なキックはGKの手をかすめてクロスバーに当たったが、跳ね返りをMFバレンティン・シュトッカーが右足で押し込み、先制点を奪った。

 直後のピンチもGKトーマス・クラフトのビッグセーブでしのいだヘルタ。前がかりになるパダーボルンに対し、カウンターで追加点を狙うと、後半42分には相手のセットプレーのカウンターからカルーのスルーパスに原口が抜け出し、ドリブルで独走したが、GKとの1対1から狙った右足のシュートはまさかのキックミスとなり、ゴール右に外れた。

 絶好のチャンスを逃し、ブンデスリーガ初ゴールを決めた前々節・シャルケ戦(2-2)に続く今季2ゴール目を決め切れなかった原口だが、チームは後半43分にDFペテル・ペカリークの右クロスに途中出場のMFニコ・シュルツが左足ボレーで合わせ、追加点。2-0の完封勝利で5試合負けなし(3勝2分)とすると、順位も11位に上げ、1部残留へ大きな勝ち点3を手にした。


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