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バルサが優勝に向けて有利と認めるアンチェロッティ 「ナイフを持っているのは彼らの方」

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 レアル・マドリーは、8日に行われるリーガエスパニョーラ第30節、アウェーでラージョ・バジェカーノと対戦する。カルロ・アンチェロッティ監督は、リーガ制覇に近いのは首位に立つバルセロナであると認めている。

 マドリーは、前節グラナダをホームに迎え、9-1の大勝を飾った。FWクリスティアーノ・ロナウドが5得点と爆発。エースの活躍で、クラシコの敗戦を払しょくしている。

 アンチェロッティ監督は、グラナダ戦で久しぶりの復帰を果たしたMFハメス・ロドリゲスと同試合を出場停止で欠いたMFイスコに関して、以下のような見解を示した。

「彼らは一緒にプレーできる。これまで何度もやってきているよ。だが、これはイスコとハメスをめぐる議論ではない。選手全員に関する議論だ。理想の先発を選ぶのは、監督にとって幸運なことだ。うれしい悩みだよ」

「イスコは素晴らしい選手だ。彼はシーズンを通じて、それを示してきた。私は替えの利かない選手層を擁している。世界最高の選手層だ。最終的に、すべてがうまく行くと確信している」

 一方、MFガレス・ベイルは足に痛みを抱えているようだ。アンチェロッティ監督は、今後の試合でベイル、C・ロナウド、カリム・ベンゼマの3選手にも休養を与える可能性があると示唆している。

「ベイルは問題を抱えている。左足に打撲を負ってしまってね。経過を待たなければいけない」

「我々は5月の初旬まで3日おきに試合を戦っていく。ローテーションは必要不可欠になるだろう。BBCのうちの誰かに1試合休養を与えるという状況も出てくるかもしれない」

 アンチェロッティ監督は、攻撃的なサッカーを標榜するラージョに警戒心を示している。また、勝ち点4差で追う首位バルセロナが、現時点では優勝に向けて有利だと認めた。

「難しい試合になる。ラージョは戦うチームで、非常にオーガナイズされている。我々はグラナダ戦の姿勢やアイデアを続けていかなければいけない。前の試合よりも難しくなると自覚しながらね」

「すべての試合に勝ったとしても、優勝できるという確信はない。私は自分たちがやるべきことを分かっている。だが、今の時点ではバルセロナがナイフを持っているんだ」

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