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[CL]イニエスタの超絶美技から先制点…バルサ、ネイマール2発で余裕の準決勝進出

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[4.21 欧州CL準々決勝第2戦 バルセロナ 2-0 パリSG]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は21日、準々決勝第2戦を行い、バルセロナ(スペイン)とパリSG(フランス)が対戦して、バルセロナが2-0の完封勝利を収めた。2戦合計5-1としたバルセロナが、2シーズンぶりの準決勝進出を果たした。

 15日に行われた第1戦でバルセロナがアウェーで3-1の勝利を収めて迎えた第2戦。両チームともに出場停止から主力が復帰し、バルセロナはDFダニエウ・アウベスが、パリSGはFWズラタン・イブラヒモビッチとMFマルコ・ベッラッティが先発に名を連ねた。また、第1戦で負傷したMFアンドレス・イニエスタが復帰したバルセロナに対し、パリSGはDFチアゴ・シウバを欠いて勝負の一戦を迎えた。

 準決勝進出のためには3点以上を奪っての勝利が必要となるパリSGだが、序盤からバルセロナの素早いプレッシャーに苦しんでボールを前線へと運べない。すると、前半13分にバルセロナが先制に成功する。

 自陣でボールを受けたイニエスタが迫り来るMFヨアン・キャバイエをターンで、FWエディンソン・カバーニをワンフェイクで、ベッラッティを緩急で一気に置き去りにして敵陣まで運ぶと、絶妙なスルーパスを受けたFWネイマールがGKサルバトーレ・シリグまでかわしてゴールに流し込み、スコアを1-0とした。

 その後もボールを支配するバルセロナは前半24分、D・アウベスがミドルレンジから強烈なシュートを放ちゴールを脅かすも、シリグが弾き出して追加点とはいかず。しかし同34分、右サイドでボールを受けたD・アウベスがDFマクスウェルとの1対1を制して左足でクロスを送ると、フリーのネイマールがヘッドで叩き込んでリードを2点差に広げた。

 2-0とバルセロナがリードして迎えた後半、意地を見せたいパリSGは同14分に左サイドのイブラヒモビッチからパスを受けたベッラッティが、フリーでシュートを狙うも枠を捉え切れず。さらに同28分にはイブラヒモビッチが強烈なミドルシュートを放ったが、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに弾き出された。

 その後もスコアは動かずにバルセロナが2-0の完封勝利を収めて、準決勝へと駒を進めた。


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