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パト、阿部2発! 宇佐美ダメ押し!! G大阪がアウェーで広州富力を粉砕し、2位浮上!!

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[4.22 ACLグループリーグ第5節 広州富力0-5 G大阪 広州]

 AFCチャンピオンズリーグは22日、各地で第5節を行い、前節初勝利を挙げたガンバ大阪はアウェーで広州富力(中国)と対戦した。前節初勝利を挙げたG大阪は、広州富力を5-0で粉砕し、2連勝。勝ち点を7に伸ばしてグループFの2位に浮上。最終節となる5月6日には、今節ブリーラム・ユナイテッド(タイ)に勝利してグループステージ突破を決めた城南FC(韓国)とホームで対戦する。

 敵地に乗り込んだG大阪は、前半14分にハーフウェーライン付近から出たロングボールをFWパトリックが受けるとMF阿部浩之を経由してFW宇佐美貴史にボールが渡る。宇佐美が上げたクロスはDFに当たって浮き、逆サイドに流れると、MF遠藤保仁がヘッドで折り返す。そこに詰めていたパトリックが押し込み、1点を先制した。

 勢いづくG大阪は43分にも、左サイドから宇佐美が右足のアウトサイドでゴール前にクロスを入れると、右ポスト際でパトリックがヘッド。この落としを受けた阿部がボールをゴールに押し込み、リードを広げる。更にその2分後にも宇佐美の1タッチパスが最終ラインの裏に出ると、パトリックがGKとの1対1を制して3点目を記録。3-0と前半だけで一方的な展開とした。

 ホームで勝利の欲しい広州富力もFWアブデルラザク・ハメドアラーが直接FKからゴールを狙うが、ボールはクロスバーを越えて行く。押し込む広州富力に対してG大阪は、カウンターを見せる。後半6分にパトリックに代わって起用されたFWリンスが、持ち味のスピードを生かしてチャンスをつくり出した。23分には宇佐美からリンスへ長いパスが出ると、右サイドでボールを受けたリンスが中に折り返す。PA内に走り込んだ阿部がゴールネットを揺らし、この日2点目のゴールでリードを4点に広げた。さらに25分にも縦パスを受けたリンスが、DF米倉恒貴とのワンツーで右サイドを破る。その折り返しを宇佐美が決めて5-0と勝利を決定付けた。

 後半30分過ぎからは、広州富力がラフプレーを繰り返す。35分にDF藤春廣輝がMFリー・イエンにアフターのタックルを受けると、直後にもDFチャン・ヤオクンに危険なタックルを受けた大森が激昂する。両チームの選手が入り乱れる状況となり、大森、岩下、リー・イエン、チャン・ヤオクンに警告が出され、2枚目となったチャン・ヤオクンは退場となった。

 10人となった広州富力は1点を返そうと反撃を見せるが、G大阪も反撃を許さずに5-0で勝利。同日に行われたブリーラム・ユナイテッド対城南は、2-1で城南が勝利し、この結果、G大阪は最終節を前にグループ2位に浮上している。
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