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汚職疑惑での逮捕者はFIFA副会長2名を含む14名

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 米国司法省は27日、汚職の疑いにより9名のFIFA幹部および5人の企業幹部を不正・汚職の疑いにより起訴したことを発表した。

 スイス司法当局は27日早朝、米国司法省の要請を受けてチューリッヒのホテルでサッカー関係者を逮捕したことを発表していた。FIFAはその後開いた会見で逮捕者の具体名を明かしてはいなかった。

 発表によれば、スイスで逮捕されたのはFIFA副会長・CONCACAF会長のジェフリー・ウェブ氏(写真)、コスタリカサッカー連盟会長のエドゥアルド・リ氏、FIFAディベロップメント・オフィサーで元中米連盟会長のフリオ・ロチャ氏、CONCACAF会長補佐のコスタス・タッカス氏、FIFA副会長・元南米連盟会長のエウヘニオ・フィゲレード氏、ベネズエラサッカー連盟会長のラファエル・エスキベル氏、元ブラジルサッカー連盟会長のジョゼ・マリア・マリン氏の7名。

 上記7名に加え、元FIFA副会長・元CONCACAF会長のジャック・ワーナー氏、元南米連盟会長のニコラス・レオス氏、およびスポーツマーケティング企業関係の3名とメディア関係の1名が起訴の対象となった。

 マーケティング・メディア側の容疑者は、FIFA側の容疑者に総額1億5000万ドル以上の賄賂・キックバックを支払う見返りに、サッカーの国際大会に絡む権利獲得の便宜を図られたと見られている。

 29日にはFIFA会長選が予定されており、逮捕された者も含む各国の関係者がスイスに集まっていた。
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