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5連敗経験仙台が7位浮上、名古屋は9位で第1S終了

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[6.27 J1第1S第17節 仙台2-0名古屋 ユアスタ]

 ベガルタ仙台がホームで名古屋グランパスを2-0で下した。4月から5月にかけてリーグ戦5連敗を経験するなど苦しんだ仙台だが、勝ち点23の7位に浮上して第1ステージを終了。名古屋は勝ち点22の9位でシーズンを折り返すことになった。

 仙台がシュート24本を放ち圧倒した。得点が入ったのは前半39分、中盤の競り合いでDF菅井直樹が頭で押し返すと、FW奥埜博亮が右サイドを突破。グラウンダーのクロスを入れると、MF野沢拓也が右足でゴール左隅に蹴り込んだ。

 追加点は後半24分、菅井のパスをエリア内で受けたMF梁勇基が、胸トラップから右足シュート。GK楢崎正剛に弾かれたが、こぼれ球を奥埜が押し込み、リードを2点に広げた。「チーム全員でハードワークした結果。(得点シーンは)諦めずに詰めていて良かった」。1ゴール1アシストの活躍を見せた奥埜は、そう言って胸を張った。

 仙台の快勝劇により、より名古屋の体たらくが目立ってしまった。チーム最多の4本のシュートを放ったノヴァコヴィッチも孤立する場面が見られ、攻撃パターンの少なさを露呈した。


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