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カミンスキーの好守に応えるアダイウトンの2発で磐田が2位浮上

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[6.28 J2第20節 愛媛0-2磐田 ニンスタ]

 ジュビロ磐田はアウェーで愛媛FCに2-0の完封勝利をおさめた。前節の岐阜戦(2-3)は2点差をひっくり返される逆転負けを喫したが、連敗を免れ、2試合ぶりの白星。順位も首位・大宮と勝ち点4差の2位に浮上した。

 磐田は前半28分、MF上田康太の右CKからMFアダイウトンが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、2戦連発となる先制点。セットプレーで少ないチャンスを生かすと、ゴール前ではGKカミンスキーが立ちはだかった。

 前半35分、MF岡崎建哉の強烈なミドルシュートをカミンスキーが前に弾くと、こぼれ球に詰めたFW西田剛のシュートもカミンスキーが体を張ってセーブ。劣勢の展開の中、守護神がゴールを死守し、前半は磐田の1点リードで折り返した。

 後半4分にはゴール前でカミンスキーと西田が激しく衝突するアクシデントもあった。頭部を打ったカミンスキーはピッチに倒れ込み、いったんはスタッフから「×」印が出たものの、そのままプレー続行。その後も気迫あふれるディフェンスで愛媛の反撃を跳ね返した。

 すると後半34分、磐田はアダイウトンが左サイドを個人技で突破。MF松浦拓弥とのワンツーでゴール前に抜け出し、最後は右足で冷静にゴールへ流し込んだ。守護神の奮闘に応えたアダイウトンは2ゴールで今季通算10得点目。得点ランキングでも2位タイに浮上している。

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