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[EL]香川は“ゴール未遂”、ドルトムントが圧勝でPOに勝ち進む

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[8.6 EL予選3回戦第2戦 ドルトムント5-0ボルフスベルガー]

 MF香川真司とMF丸岡満の所属するドルトムントは、ヨーロッパリーグ(EL)の予選3回戦の第2戦をホームで戦い、ブルフスベルガー(オーストリア)を5-0で下した。2戦合計スコアを6-0としたドルトムントがプレーオフに勝ち進んだ。

 敵地での第1戦を1-0で制しているドルトムント。第1戦ではベンチスタートだった香川もこの日は先発出場して勝利を目指した。

 ホームのドルトムントが序盤からポゼッションを高めて攻め込んだ。しかし前半はなかなかゴールが遠い。香川もゴール前で積極的にボールに絡むが、41分のスルーパスから作った決定機はMFマルコ・ロイスがシュートまで持ち込めない。同42分には香川がゴールネットを揺らしたが、FWピエール・エメリク・オーバメヤンがオフサイドポジションでプレーに絡んだとして、ゴールが認められることはなかった。

 しかし試合は後半に入るとすぐに動く。3分、ドルトムントはMFヘンリク・ムヒタリアンが左サイドから入れたアーリークロスを、ロイスが右足で蹴り込む綺麗なカウンターで先制に成功。勝ち上がりをグッと引き寄せると、さらに同19分、MFイルカイ・ギュンドアンのスルーパスに反応したオーバメヤンが決めてリードを広げた。香川は直後の同20分にMFゴンサロ・カストロと交代でピッチをあとにした。

 攻撃の手を止めないドルトムントは後半28分、ムヒタリアンが左足でミドルシュートを蹴り込み加点。同37分には左サイドから中に切り込んだムヒタリアンが、今度は右足で決める。同41分にはムヒタリアンのハットトリックとなるゴールが飛び出し、圧勝した。

 EL本戦出場をかけた最後の戦いとなるプレーオフは、8月20日と同27日に開催。組み合わせ抽選会は7日に行われる。


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