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DFBポカールでまたトラブル…主審にライター直撃で試合中止に

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 10日に行われたDFBポカール1回戦、オスナブリュック対RBライプツィヒの一戦が、観客によるトラブルのため中断し、71分で中止となった。

 3部のオスナブリュックが2部のライプツィヒをホームに迎えた一戦、オスナブリュックは開始直後に先制点を奪っていたが、後半に入って70分過ぎにトラブルが起きた。

 オスナブリュックのゴール裏でウォームアップしていたライプツィヒFWデイヴィ・セルケが、オスナブリュックの選手と口論したのを受け、マルティン・ペテルセン主審が両選手の仲介に動く。すると、オスナブリュックサポーターのスタンドからライターが投げ込まれ、これがペテルセン主審に当たってしまったのだ。

 ペテルセン主審は自力で救急車に乗り、検査のために病院へ向かった。幸いにも、深刻な負傷ではなさそうだ。だが、試合はここで中止に。ドイツサッカー連盟の決定が待たれるが、ライプツィヒの不戦勝扱いになるとみられている。

 オスナブリュックのヘアマン・クエッケンシュテット会長は、スタジアム内で「本日は私のオスナブリュック会長としての最も悲しい日だ」とアナウンス。「あのような行為は、オスナブリュック、そして サッカーを害するものだ」と落胆の気持ちをあらわにした。

 DFBポカール1回戦では、9日にヘルタ・ベルリンのチームバスが何者かに銃撃される事件も起きた。なお、ヘルタは10日にアルミニア・ビーレフェルトに2-0と勝利し、2回戦に駒を進めている。MF細貝萌はメンバー外、FW原口元気は76分から途中出場し、2点目をアシスト。勝利に貢献した。
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