beacon

モウリーニョ、またもベンゲルに激しく口撃 「目標を達成できなくても王様でいられる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、またしてもアーセナルアーセン・ベンゲル監督に対して激しい”口撃”を繰り出した。

 長年にわたってライバル関係にある両監督は、先週末に行われた対戦をめぐってまたも衝突。アーセナルDFガブリエウ・パウリスタの退場につながったチェルシーFWジエゴ・コスタの行為や、それに対する処分が焦点となった。

 26日に行われるプレミアリーグ第7節ニューカッスル戦の前日会見でも、やはり”モウリーニョ節”が発揮された。チェルシー指揮官のコメントをイギリスメディアが伝えている。

「この国で、プレッシャーのかかっていない監督は1人だけだと思う。スティーブ・マクラーレンにはプレッシャーがかかっているし、私にもプレッシャーがある。ブレンダン・ロジャースも、マヌエル・ペジェグリーニもだ。試合に敗れるわけにはいかないし、期待を下回るわけにはいかない。目標に到達しなければならない」

「私は彼らに同情するし、彼らも私に同情してくれるはずだ。難しい仕事だからね。何らかの理由により、1人だけこのリストから除外されるものがいる。うらやましいね」

 具体名を挙げずとも、ベンゲル監督を指していることは明白だ。アーセナルは過去2年のFAカップを連覇するまで9年間無冠だったことが騒がれていた。昨シーズンの対戦の際のピッチサイドでの衝突にも言及した。

「彼は試合前にも試合後にも審判について話すことができる。テクニカルエリアで相手を押すこともできる。朝に不満を言って、午後に不満を言って、それでも何も起こらない。目標を達成せずとも仕事を維持して、王様でい続けることができる…特権だよ」

 D・コスタは結局3試合の出場停止処分を受けた。チェルシーがダブルスタンダードの犠牲になっているとして過去にたびたび不満を述べてきたモウリーニョ監督は、処分についての質問に次のように答えている。

「返答すれば私は処分されるだろう。そのテーマや、現在の状況についてのあらゆることに触れたいとは思わない。試合の前や後に審判について話ができる監督もいれば、できない監督もいる。私はできない方のリストに含まれている」

●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP