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小林悠の2発で川崎Fが逆転3連勝!新潟は15位後退

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[9.26 J1第2ステージ第12節 新潟1-2川崎F デンカS]

 川崎フロンターレはアウェーでアルビレックス新潟に2-1で逆転勝ちし、3連勝を飾った。これで年間勝ち点を50に伸ばし、5位をキープ。チャンピオンシップ出場圏内となる年間3位のF東京を勝ち点6差で追走している。

 先制したのは新潟だった。前半6分、DF前野貴徳が左サイドのスペースにロングフィードを送ると、MF山本康裕がDF武岡優斗との1対1から仕掛けてPA内へ切れ込み、右足でシュート。これがDFに当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。

 前半32分にもMF佐藤優平のロングフィードを受けたFW指宿洋史が右足でミドルシュート。シンプルな攻撃で果敢にゴールを狙った。川崎Fも前半39分、武岡の右クロスからFW小林悠がダイビングヘッド。しかし、わずかにクロスバーを越え、前半は新潟の1点リードで折り返した。

 新潟にも追加点のチャンスはあった。後半17分、直前に投入されたFW山崎亮平が右サイドから仕掛け、ゴール前にクロス。こぼれ球を山本が右足ミドルで狙ったが、ゴール上に外れた。すると、その1分後だった。後半18分、川崎FはMF中村憲剛の絶妙なスルーパスに小林が反応。GKとの1対1から右足でボールを浮かし、鮮やかなチップキックでゴールネットを揺らした。

 小林の2試合連続ゴールで1-1の同点に追いつくと、後半29分、MF大島僚太のアウトサイドのスルーパスがPA内右へ流れたところをMFエウシーニョがゴール前に折り返し、小林が左足で押し込んだ。小林は今季初の1試合2ゴールで今季通算5得点目。試合後のインタビューでは「負けられない戦いが続くので、1試合1試合勝っていくだけ」と、すぐに次の試合へ切り替えていた。

 前節終了時点で年間14位だった新潟は4試合ぶりの黒星。この日15位甲府が勝ったため、順位を一つ落とし、残留圏ぎりぎりの15位に後退した。降格圏となる16位松本とは残り5試合で勝ち点5差となっている。

[J1]第2ステージ第12節 スコア速報

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