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愛妻へ1日早いバースデー弾、バレーの決勝点で甲府が残留に前進

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[9.26 J1第2ステージ第12節 鳥栖0-1甲府 ベアスタ]

 年間順位で残留圏ぎりぎりの15位に位置していたヴァンフォーレ甲府はアウェーでサガン鳥栖と対戦し、1-0で競り勝った。勝ち点2差で追う年間13位の鳥栖との残留争い直接対決を制し、4試合ぶりの白星。順位でも鳥栖を逆転し、J1残留へ前進した。

 前半は互いに攻め手を欠き、スコアレスで折り返す。鳥栖は後半6分、MF池田圭のスルーパスに反応したFW金民友が鋭い反転から左足でシュートを打ったが、GK河田晃兵が好セーブ。すると後半21分、甲府は敵陣の右サイド深い位置でFW阿部拓馬がDF菊地直哉との競り合いからボールを奪い、折り返しをFWバレーが左足で押し込んだ。

 2試合ぶりのゴールが決勝点となったバレーは試合後のインタビューで「少ないチャンスで決め切ることができたので良かった」とコメント。「阿部拓馬の粘り強さが本当に良かったと思う」とチームメイトに感謝し、「明日、奥さんの誕生日なので、このゴールを決められて本当に良かった」と、愛妻に贈る1日早いバースデーゴールを素直に喜んでいた。

 鳥栖は後半28分からFW豊田陽平を投入し、同33分にはMF藤田直之のロングスローから豊田がヘディングシュートを狙うが、ゴール上へ。0-1の零封負けで3試合連続の無得点に終わり、これで5戦勝ちなし(2分3敗)となった。

[J1]第2ステージ第12節 スコア速報

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