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武藤に好機も…バイエルンが3発完勝で開幕7連勝

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[9.26 ブンデスリーガ第7節 マインツ0-3バイエルン]

 ブンデスリーガは26日、第7節2日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームで開幕6連勝中の首位バイエルンと対戦し、0-3で敗れた。武藤は1トップで6試合連続の先発となり、3試合ぶりにフル出場したが、4試合連続で無得点に終わった。

 序盤からボールポゼッションを高め、ゲームを支配するバイエルン。前半20分にはMFキングスレイ・コマンがドリブルでPA内に切れ込んだところでMFパブロ・デ・ブラシスに倒され、PKを獲得したが、MFトーマス・ミュラーのキックはクロスバーを越え、絶好の先制機を逃した。

 劣勢のマインツも前半28分に決定機を迎えた。左サイドのデ・ブラシスからPA内左で横パスを受けた武藤がドリブルで中に運び、右足を振り抜く。ニアサイドを狙ったが、わずかにゴール左へ外れ、惜しくも先制点とはならなかった。

 前半はスコアレスで折り返したが、バイエルンは後半6分、右サイドを縦に突破したコマンのクロスからFWロベルト・レバンドフスキがヘディングシュート。前節のボルフスブルク戦(5-1)で圧巻の5ゴールを記録したエースの2試合連続ゴールでバイエルンが先制した。

 さらに後半18分、途中出場のMFアルトゥーロ・ビダルのワンタッチパスに抜け出したレワンドフスキが追加点。この日2得点目で今季早くも2ケタとなる10ゴール目を記録すると、後半23分にはMFドウグラス・コスタの左クロスにコマンが合わせ、3-0と突き放した。

 何とか反撃に出たいマインツだが、後半22分、クレメンスの右足シュートがクロスバーを直撃するなど1点が遠い。結局、そのまま0-3の零封負けを喫し、2試合連続の無得点で2連敗となった。バイエルンはこれで開幕から無傷の7連勝。勝ち点を21に伸ばし、首位を快走している。

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