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ハリルJは敵地でイランとドロー、南野がA代表デビュー

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[10.13 国際親善試合 日本1-1イラン テヘラン]

 日本代表は13日、イラン・テヘランのアザディスタジアムでイラン代表と国際親善試合を行い、1-1で引き分けた。日本は前半アディショナルタイムにPKで失点。前半を1点ビハインドで折り返したが、後半3分にFW武藤嘉紀のゴールで同点に追いついた。

 日本は8日のW杯アジア2次予選・シリア戦から先発5人を変更。DF森重真人が9月8日のアフガニスタン戦以来の先発でDF吉田麻也とセンターバックを組み、武藤が9月3日のカンボジア戦以来、3試合ぶりのスタメンでセンターフォワードに入った。FW宇佐美貴史とDF米倉恒貴は8月9日の東アジア杯・中国戦以来、4試合ぶりの先発。MF柴崎岳も中国戦以来の代表戦出場で、先発は8月5日の韓国戦以来となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 最新のFIFAランキングでは日本の55位に対し、イランはアジア最上位の39位。対戦時点のFIFAランクで日本を上回る“格上”との試合はハリルジャパン初陣の3月27日チュニジア戦以来となった。敵地テヘランでのアウェーゲーム。序盤から思うように攻撃を組み立てられず、前線でも起点をつくれない。前半27分、左サイドをオーバーラップした米倉からパスを受けたMF長谷部誠が右足でロングシュートを打ったが、GKがキャッチ。その後もリズムが出ないまま時間だけが経過した。

 前半23分にDFブーリア・ガフォーリがMFメヒド・トラビと負傷交代するアクシデントに見舞われたイランだが、前半の半ば過ぎからは日本を押し込んだ。前半35分、DFラミン・レザイアンの右クロスから決定機をつくるが、ゴール前のFWサルダル・アズムンがシュートを打ち切れない。同37分にもレザイアンの右クロスのこぼれ球をトラビがヘディングで狙ったが、GK西川周作がキャッチした。

 このままスコアレスで前半終了かと思われた前半アディショナルタイム、イランはトラビが左サイドからドリブルでPA内に進入。日本は吉田と長谷部の2人で対応していたが、吉田が後方からトラビの足を不用意に引っかけ、倒してしまう。痛恨のPK献上。MFアシュカン・デジャガがゴール左を狙ったキックは一度は西川が弾くも、跳ね返りをデジャガが素早く左足で蹴り込んだ。

 前半終了間際の失点で1点を追う展開となった日本はハーフタイムに選手を交代。MF香川真司に代わってMF清武弘嗣が後半開始からトップ下に入った。後半開始早々の3分、FW本田圭佑が右サイドから左足でクロス。武藤が相手DF、GKと競り合うと、GKがパンチングしたボールが武藤に当たって跳ね返り、無人のゴールに吸い込まれた。

 昨年9月9日のベネズエラ戦以来となる武藤の国際Aマッチ2ゴール目で1-1の同点に追いついた日本。後半14分には相手CKのカウンターから清武がドリブルで前に運び、宇佐美を経由して武藤が飛び出す。武藤はスピードに乗って相手ゴール前に迫るが、前に飛び出してきたGKがカット。こぼれ球を本田が拾うも、左足に持ち替えたところでMFバヒド・アミリにカットされ、シュートを打てなかった。

 日本は直後の後半14分、宇佐美に代えてFW原口元気を投入。同21分には本田に代わってFW岡崎慎司がピッチに入った。前線の並びは右に武藤、左に原口、中央に岡崎。後半27分からは柴崎に代わってMF柏木陽介が入り、12年2月24日のアイスランド戦以来となる代表戦出場を果たした。

 次々と交代カードを切り、勝ち越しゴールを目指す日本だが、なかなか決定機をつくれない。後半30分、FKの流れから岡崎がオーバーヘッドで狙うもゴール右へ。その直後にはDF酒井高徳に代えてDF丹羽大輝を右サイドバックに投入。同35分には清武が後方からアズムンの激しいスライディングタックルを受け、両チームの選手が入り混じっての小競り合いとなる場面もあった。

 後半43分、日本は最後の交代枠を使い、武藤に代えてA代表デビューとなるFW南野拓実を投入。しかし、後半アディショナルタイムの3分間を含めた残りわずかな時間では見せ場をつくることはできず、試合はそのまま1-1でタイムアップを迎えた。

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