バイエルンは24日、ブンデスリーガ第10節ケルン戦に4-0で勝利した。この勝利でバイエルンは、ブンデスリーガ史上初の通算1000勝目を達成している。

　ケルン戦ではFWアリエン・ロッベンが負傷から復帰し、先制ゴールを記録した。また、開幕からの連勝記録を10に伸ばし、ブンデスリーガ記録を更新し続けている。チャンピオンズリーグでアーセナルに0-2と敗れた直後の試合は、多くのポジティブな要素があったが、ブンデスリーガ通算1000勝という記録は、ジョゼップ・グアルディオラ監督にとっても特別だったようだ。試合後の会見でのスペイン人監督のコメントを、ドイツ『TZ』が伝えている。

「1000勝は監督、ファン、プレーヤー、スタッフの全員にとって素晴らしいことだ。この瞬間、私がこのクラブの監督を務めていて、非常に誇らしい。全員におめでとうと言いたい。このクラブはいつまでも私の人生の一部であり続けるだろう」

　4-0と大勝したものの、指揮官は勝者のメンタルを維持するのは難しいと話している。

「試合は難しかった。スペースがほとんどなかったんだ。毎週、強いメンタルで勝利を収め続けるのがどれほど難しいことか人々は想像できないかもしれない。これから、ボルフスブルクとのカップ戦に向けてうまく回復することだ。今晩は赤ワイン、明日からは次の試合のことを考える」

　ブンデスリーガ5連覇に向けて突き進むバイエルン。10番の復帰は彼らを更に勢い付けるかもしれない。復帰戦で即ゴールを決めたロッベンの活躍をペップも喜んだ。

「ロッベンのクオリティーは信じられないよ。メンタル、カリスマ、プロ精神、ゴールに対する嗅覚。我々は彼が必要だ。彼のことを待ち望んでいた。 だが、彼はもっと時間を必要だ。アリエンにとっては負傷なしでシーズンを過ごすのはなかなか難しいからね」

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