カタールのアルサッドでプレーする元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(35)が、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーに対し、中盤に転向してプレーを続けるべきだと進言した。

　『ミラー』によると、24日に30歳になったルーニーに対し、コメントを求められたシャビは、これ以上攻撃的なポジションでプレーを続けるべきではないと忠告。「まだまだ攻撃の選手としてのオファーがあると個人的に思うが、おそらくそろそろ彼も適応する時間が迫ってきている」と持論を語った。

「ある年齢に達すると、かつてのようにプレーすることはできなくなる。それまでカバーできていたところまで見ることができなくなるんだ」

　ただそれも、ルーニーの能力を認めているからこその助言だ。シャビは「彼の持っている視野やパスの範囲はとても素晴らしい。規格外の能力を持ったとてつもない選手なんだ」と改めて称賛。「もし彼が新しいポジションに適応できれば、これから5、6シーズンはトップレベルでプレーできることは間違いない。マンチェスター・Uはおそらく、新しいストライカーを向かい入れるタイミングだ。90分間走り続けられるようなね。そうすればルーニーは中盤で長く活躍することができる」と続けた。

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