元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏は、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドに対し、マドリーを去るときが来るのなら古巣ユナイテッドに戻るべきだとアドバイスしている。

　常に移籍の噂が絶えないC・ロナウドは、最近では自身の去就について意味深な発言もしており、必ずしも現役の最後までマドリーでプレーするとは限らないと考えている様子を感じさせている。

　パリSGやチェルシーなどに加えて、古巣ユナイテッドもC・ロナウドの移籍先の候補としてたびたび取りざたされる。自身もユナイテッドとマドリーの両方でのプレーを経験したベッカム氏は、C・ロナウドに向けて次のように話したとしてイギリスメディアが伝えた。

「彼がレアル・マドリーを去ることを決めるなら、個人的には、それはユナイテッドに戻るためだと思う。僕自身にはそういう機会はなかったけどね。でも、ユナイテッド以降にプレーしたどのチームのことも誇りに思っているよ」

「誰かに対して、ユナイテッドに戻らないようにアドバイスすることは決してない。レアル・マドリーという世界最大のクラブの一つでプレーするチャンスを与えられてユナイテッドを去ったけど、僕だって戻れるなら戻っていただろうね」

　C・ロナウドが2009年にマドリーに移籍して6年が経過するが、ユナイテッドのファンは今でもポルトガル代表FWを愛しているとベッカム氏は語った。

「クリスティアーノはユナイテッドでファンにすごく気に入られている。大きな成功を収めたし、必死に頑張ってくれる選手だからね。彼と一緒にプレーした誰もが同じことを言うと思う。単にサッカー界で最も才能ある選手だというだけではなく、ハードワークをする選手でもあるんだ」

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