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FIFAへの抗議? イ・スンウがバルサのユニ着用で練習再開

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 FIFAへの抗議だろうか? 下部組織の一員ながらバルセロナを渋々離れて一時帰国した韓国人FWイ・スンウが、バルサのユニフォームを着用して韓国でトレーニングを行った。

 韓国・水原市出身のイ・スンウは、12歳でバルセロナの下部組織に入団した。以降、順調に上のカテゴリーへと昇格していき、今シーズンはスペイン3部に所属するバルセロナBでプレーすることになっている。

 しかし、FIFAの未成年の選手獲得・登録に関する規定により、イ・スンウは18歳になる2016年1月6日まで、バルセロナBの公式戦には出場できない。そのためバルセロナBのトレーニングのみに参加していたが、クラブがFIFAから練習参加も禁止するという通達を受けたため、韓国の水原FCでトレーニングすることになった。

 スペイン『ムンド・デポルティボ』は、水原FCでトレーニング参加したイ・スンウの様子を、「バルサのユニフォームを着用しているのはFIFAへの抗議か」というコメントを付けて掲載。紹介された写真では、水原の選手が背中に「SUWON FC」と書かれたトレーニングウェアを着ている中、イ・スンウ一人だけがバルセロナのアウェーユニフォームを身にまとっている。

 イ・スンウは、10月にチリで開催されたU-17ワールドカップに出場した後、水原FCでトレーニングすることを決断。水原FCを選んだのは、家族とともに生活できることと、水原FCの現監督にバルセロナに渡る前に指導を受けていたことが大きかったようだ。

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