現役時代、プレミアリーグで2度の得点王に輝き、オランダ代表としても活躍したジミー・フロイド・ハッセルバインク氏がチャンピオンシップ(2部相当)のQPRの監督に就任する可能性が浮上した。英紙『デイリー・メール』が報じている。

　ハッセルバインク氏はアトレティコ・マドリーやチェルシーなどでプレーし、08年9月に現役を引退した。引退後はベルギーのロイヤル・アントワープで監督業をスタートさせ、14年11月にフットボールリーグ2(4部相当)に所属していたバートンの監督に就任。シーズン途中の就任だったが見事昇格へ導き、今季も20試合を終えた時点で13勝2分5敗と首位に立っている。

　一方、昨季降格したQPRは、現在チャンピオンシップで18試合を終えて6勝5分7敗と24チーム中12位に低迷。これにより11月4日にクリス・ラムジー前監督が解任され、現在はニール・ワーノック氏が暫定監督を務めている。

　同紙によると、QPRはバートンから正式にハッセルバインク氏との交渉に許可が出たことで、新監督招聘に迫っているという。経験としてはまだ浅いハッセルバインク氏だが、監督としてのキャリアを積み重ね、今度は監督として欧州で活躍する日は近いかもしれない。

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