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独紙評価:初めて途中出場から得点の香川、「サッカーの魅力がすべて詰まった」一戦で高評価

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 ドルトムントMF香川真司は5日、ブンデスリーガ第15節のボルフスブルク戦で、アディショナルタイムに値千金の決勝点を挙げた。ドイツメディアは、香川に高い評価を下している。

 90分に献上したPKで同点に追いつかれたドルトムントだが、後半途中から出場していた香川が、その直後に決勝点。同日の試合でバイエルンが今季初黒星を喫したため、2位ドルトムントはバイエルンとの勝ち点差を5に縮めた。

 香川は今季のブンデスリーガで4点目。通算では29ゴールとなる。ただ意外なことに、途中出場からゴールを決めたのは、この日が初めてとのことだ。

 ドイツ『ビルト』は、香川を「2」と高く評価した。先制点を挙げたMFマルコ・ロイスら、5人のチームメイトと並ぶチーム最高タイの採点だ。一方で、『ビルト』はDFマルセル・シュメルツァーやFWピエール・エメリク・オーバメヤンに「4」と最低点をつけている。

『WAZ』での香川の評価は「3」と及第点。寸評で次のように記している。

「(イルカイ・)ギュンドアンとの交代で右サイドハーフに入った。最初はほとんど効果的なプレーがなかった。だがそれは、アディショナルタイムに自ら攻撃の起点となり、(ヘンリク・)ムヒタリャンからのパスを受け、ボールをゴールに押し込むまでのことだった」

 なお、『WAZ』はセンターバックとしてプレーしたMFスベン・ベンダーや、2アシストを記録したムヒタリャンをチーム最高の「2」とし、オーバメヤンを「6」と酷評している。

『ルールナハリヒテン』は、マッチレポートでこの一戦が「サッカーの魅力がすべて詰まった」試合だったと評価。香川には「2.5」と高めの採点をつけている。チーム最高はベンダーとムヒタリャンの「1.5」だった。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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