[12.6 セリエA第15節 カルピ0-0ミラン]

　セリエAは6日、第15節を行い、日本代表MF本田圭佑の所属するミランは敵地で19位・カルピと0-0で引き分けた。1日に行ったコッパ・イタリアのクロトーネ(2部)戦に延長戦も含めて120分フル出場していた本田は、リーグ戦では8戦ぶりの出番なしに終わっている。

　下位に沈む昇格組相手に痛い引き分けだ。立ち上がりからなかなかチャンスが作れなかったミランだが、好調のFWエムベイェ・ニアンらが果敢にシュートを放ってリズムを作っていく。しかし前半35分に中盤でMFリッカルド・モントリーボが奪って作ったショートカウンターからニアンが強烈な右足シュートを放つが、シュートはGKに弾かれてしまった。

　スコアレスで折り返した後半も均衡状態は崩れない。ミランは後半23分にMFアレッシオ・チェルチに代えてFWルイス・アドリアーノを投入するが、なかなか得点の匂いが生まれない。後半40分には右CKからビッグチャンス。しかしDFアレックスのヘディングシュートがGKに弾かれると、その後の波状攻撃も押し込むことができない。結局ミランは交代枠1枚を使ったのみで試合終了。サポーターにとってもストレスの溜まるスコアレスドローになってしまった。

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