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「クラブ110年の歴史で最も成功した監督」も、チェルシーがモウリーニョ監督の退任発表

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 チェルシーは17日、ジョゼ・モウリーニョ監督が退任したと発表した。今季のプレミアリーグで16位に低迷しているチェルシーは直近7試合では1勝1分5敗。かねてから解任が噂されてきたが、ついに“スペシャル・ワン”がクラブを去ることになった。

 2004年から2007年にチェルシーを率いたモウリーニョ監督だが、その後はインテルレアル・マドリーを経て、2013年8月にチェルシーへ復帰。2014-15シーズンにはプレミアリーグとキャピタル・ワン杯の2冠を遂げていた。

 しかし、今季は開幕戦でスウォンジーと2-2で引き分けると、第2節のホーム開幕戦ではマンチェスター・シティに0-3で敗れるなど、スタートに失敗。その後も調子を取り戻すことはできずに、降格圏に迫る16位まで順位を落としていた。

 クラブは公式サイトで退任を発表。「別々の道をいくことが互いにとって最善の利益」と判断し、退任に関して合意に至ったと明かし、「クラブの110年の歴史の中で最も成功した監督」とモウリーニョ監督の過去の功績を称えている。

 英『スカイスポーツ』によると、17日の午前練習ではいつも通りに指揮を執ったモウリーニョ監督。しかし、同日14時にブルース・バックチェアマンとユージーン・テネンバウム取締役に呼ばれ、退任が告げられたという。この会談は時間にして、わずか10分間だったようだ。

 なお英メディアでは後任候補として、フース・ヒディンク氏などの名前が挙がっている。

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