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ジダンの決断に驚いた元同僚サビオ氏「失敗すれば選手時代のすべてが台無しに」

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 元レアル・マドリーMFサビオ氏は、古巣の新たな指揮官に就任したジネディーヌ・ジダン監督の決断はリスクを伴うものであり、驚かされたと話している。

 ラファエル・ベニテス前監督が成績不振により解任された後を受けて、マドリーのBチームを率いていたジダン監督がトップチームへと昇格することになった。ここまでは3試合で2勝1分けと順調なスタートを切ることに成功している。

 現役時代にマドリーでジダン監督とチームメートだったサビオ氏は、元同僚の決断についてブラジル『UOL』に次のように語っている。

「能力の問題ではないが、驚いたよ。彼は素晴らしい経歴を持ったサッカー選手であって、レアル・マドリーのアイドルだったからね。監督としてリスクを冒すのは難しいことだよ」

「レアル・マドリーはプレッシャーの強いクラブだ。うまくいかなかったとすれば、この決断が選手として築いたものすべてを台無しにしてしまうかもしれない」

 だがジダン監督には十分な資質があるとして、成功を確信する様子も見せた。

「マドリーにとって適切な選択だよ。彼はサッカーの中で過ごしていて、監督講座で多くのことを学んだのに加えて、(カルロ・)アンチェロッティと一緒に仕事をしていた。その下積みが書物以上に彼のためになったはずだ」

「選手時代からリーダーシップを見せていた。選手たちは自然と彼のことを尊敬していたんだ。彼の様子を見ているだけで良かった。いつか彼の時が来るということは分かっていたよ」

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