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「オファーは夏にあるかもしれないけれど…」 A・マドリーでのプレーに集中するF・トーレス

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 この冬の市場で移籍も噂されたアトレティコ・マドリーFWフェルナンド・トーレスだが、選手本人は同チームでのプレーに集中しているようだ。

 ミランからのレンタル移籍で、下部組織から過ごしていた心のクラブ、アトレティコに復帰を果たしたF・トーレス。今季限りでレンタル期間が切れる状況の同選手だが、FIFAの選手登録の処分もあり、その去就は不透明となっていた。

 結局アトレティコはFIFAの処分が次の冬の市場まで保留されることを見込み、この冬にF・トーレスを買い取るなどの行動を起こさず。同選手が夏までに収める成果を見て、決定を下す考えを固めている。

 F・トーレスは1日に契約を結ぶ企業のイベントに参加し、その場で自身の将来について言及。同日に閉まる冬の市場ではオファーが届いていないことを強調し、今季以降もアトレティコに残留する意欲を示している。

「シメオネとは話をしたが、それは個人的なことだ。今日、市場が閉まるが、オファーは何もない。次の夏が残っているけどね」

「アトレティコに戻ってきたときの目標はここで成功をつかむことだったし、今もそれは変わらない。その目標を達成するために試合から試合へと進まなくてはならない。自分の意志を隠したことなどないが、それから先のことは自分で決められるわけじゃないんだ。僕がすべきは、得点を決めることにほかならない」

 なお現在、負傷によって戦列を離れているF・トーレスだが、今季は24試合に出場して2得点(1試合あたりの得点率は0.08)を決めるにとどまっている。

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