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原口、アーリークロスで同点弾の起点も…ヘルタは16年未勝利続く

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[2.20 ブンデスリーガ第22節 ヘルタ・ベルリン1-1ボルフスブルク]

 ブンデスリーガは20日、第22節2日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはホームでボルフスブルクと対戦し、1-1で引き分けた。原口は右サイドハーフでフル出場。同点弾の起点となったが、勝ち越すことはできなかった。

 立ち上がりからチャンスをつくるヘルタだが、前半8分、FWベダド・イビセビッチの右足ミドルはGKがセーブ。同18分にはMFサロモン・カルーの左クロスにFWブラディミル・ダリダが滑り込みながら右足で合わせたが、わずかにゴール右へ外れた。前半28分、高い位置で原口がボールを奪い、素早く前線にスルーパス。カルーにボールが渡ったが、惜しくもオフサイドだった。

 試合が動いたのは後半8分。ボルフスブルクは右サイドを抜け出したDFビエリーニャの折り返しをファーサイドのMFマルセル・シェーファーが左足で流し込み、今季初ゴールとなる先制点を奪った。ヘルタもすぐさま反撃。原口が右サイドを突破し、グラウンダーのアーリークロスを入れると、イビセビッチがGKと交錯し、ボールはゴール方向へこぼれる。ゴールラインぎりぎりでDFナウドがクリアしたが、こぼれ球を拾ったカルーが冷静に左足で蹴り込み、1-1の同点に追いついた。

 その後は両チームが決定機をつくったが、互いに勝ち越しゴールを奪うことはできず、1-1のままタイムアップ。ヘルタはこれで2016年に入って5試合勝ちなし(4分1敗)となり、依然未勝利が続いている。

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