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清武ら日本人トリオ先発も4失点大敗…山口は2失点に絡む

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[3.1 ブンデスリーガ第24節 ハノーファー0-4ボルフスブルク]

 ブンデスリーガは1日、第24節1日目を行い、MF清武弘嗣、MF山口蛍、DF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでボルフスブルクと対戦し、0-4で敗れた。2試合連続で日本人3選手がそろって先発し、全員がフル出場した。

 清武が先発復帰した前節のシュツットガルト戦(2-1)で連敗を8でストップしたハノーファー。前半15分、清武が絶妙なスルーパスを通し、FWケナン・カラマンがシュートを打ったが、GKに弾かれる。清武の2試合連続アシストはならなかった。

 ボルフスブルクは前半36分、中盤の右サイドからDFクリスティアン・トレーシュが中央に横パスを入れる。これを山口がスライディングでカットしようとしたが、こぼれ球がボルフスブルクに渡り、MFユリアン・ドラクスラーのスルーパスに抜け出したMFアンドレ・シュールレが左足でゴールに流し込んだ。酒井が最後は対応したが、足を滑らせたか、体勢を崩してシュートブロックに入れなかった。

 1点リードで折り返した後半もボルフスブルクのペースで進む。後半14分、右CKのこぼれ球を再びシュールレが蹴り込み、2-0。同17分には中盤で山口との競り合いからボールを取り切り、素早く左サイドに展開。FWマックス・クルーゼがクロスボールを入れ、こぼれ球を胸トラップしたシュールレが豪快な左足ボレーでハットトリックを達成した。

 後半24分にはドラクスラーがダメ押しの4点目。4-0の完勝で3試合ぶりの白星を挙げたボルフスブルクは8日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦・ゲント戦へ弾みをつけた。一方のハノーファーは今季ワーストタイとなる4失点の大敗で2試合ぶりの黒星。9試合ぶりの勝利を挙げた前節に続く連勝はならなかった。

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