ムルジャ2発の大宮が柏を撃破! 2戦連続無失点でクラブ初のJ1開幕2連勝
[3.5 J1第1ステージ第2節 大宮 2-0 柏 NACK]
J1は5日、第1ステージ第2節を各地で行い、大宮アルディージャは柏レイソルと対戦した。前半にFWドラガン・ムルジャが2ゴールを挙げた大宮は、2-0で勝利。12,696人を集めた今季のホーム開幕戦を白星で飾り、クラブ初のJ1開幕2連勝をしている。
開幕戦でF東京に1-0で勝利した大宮は、同じ先発イレブンで試合に臨んだ。一方の柏も、1-2で敗れた開幕戦の浦和戦と同じ先発イレブンでキックオフを迎えている。
[スタメン&布陣はコチラ]
前半1分、柏は右サイドを完全に崩してグラウンダーの折り返しを入れる。これをFW大津祐樹が受けてシュートしたが、枠の左に外してしまい絶好の決定機を活かせない。対する大宮は8分にMFネイツ・ペチュニクがPAの外で倒されてFKを獲得。これをネイツが直接シュートすると、GK中村航輔が弾く。こぼれ球にいち早くつめたムルジャがダイレクトでシュートすると、これが決まって大宮が1点をリードした。
先行された柏も10分には茨田がミドルシュートを放つが、GK塩田仁史の正面を突く。すると再び大宮の強力外国人FWが結果を出す。13分、DF河本裕之のロングボールを最終ラインの裏で受けたムルジャがドリブルで突破。左サイドに追い込まれたかと思われたが、ここでDF増嶋竜也を抜き去って右足でシュート。これも決まり、大宮が2-0と点差を広げた。
チャンスはつくれている柏は、19分にも右サイドから崩し、クロスを茨田がヘッド。しかし、今度はGK塩田の好セーブに阻まれて得点を挙げられない。柏のミルトン・メンデス監督は素早く動き、22分にMF秋野央樹を下げて、MF山中亮輔をピッチに送り込む。茨田をボランチに落とし、左SHに山中を入れた。
この選手交代から柏は左サイドから攻め込む回数を増やしていくが、大宮を押し込みながらもなかなかいい形でシュートを打てない。前半はこのままシュート3本で2点を挙げた大宮がリードして折り返した。
後半の立ち上がりも柏が押し込む展開となる。しかし、後半4分にはMF大谷秀和が強烈なシュートを放つが枠の左へ外れ、その後はシュートが打てない時間が続く。すると同10分には2人目の選手交代でDF輪湖直樹を下げ、FW田中順也を投入した。
大宮も左サイドで家長、泉澤、沼田が絡み、ゴール前へクロスを入れるなど、何度かゴールに迫る場面をつくり、試合はオープンな展開になる。後半17分には柏が攻め込み、田中がシュートを打つが右ポストに嫌われた。同24分には相手のバックパスをさらい、最後はMFエデルソンがシュートを打つが、これもGK塩田に防がれる。
柏は後半31分に最後の交代枠を使い、エデルソンをMF太田徹郎に交代する。大宮は後半40分に最初の交代枠を使い、家長をMF金澤慎と代える。さらに43分にも泉澤に代えてMFマテウスを、45分にもネイツに代えてMF横谷繁を投入して、時計の針を進めていく。
アディショナルタイムにはマテウスが自陣でドリブルし、相手を抜いてロングカウンターを仕掛ける。横谷との長い距離のワンツーからDFの股間を抜くパスを出したが、DFにカバーされる。これで得たCKから金澤がヘッドでゴールを狙うが、右に逸れた。後半に追加点を挙げられなかった大宮だが、2試合連続で無失点。クラブ初のJ1開幕2連勝を飾っている。
(取材・文 河合拓)
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J1は5日、第1ステージ第2節を各地で行い、大宮アルディージャは柏レイソルと対戦した。前半にFWドラガン・ムルジャが2ゴールを挙げた大宮は、2-0で勝利。12,696人を集めた今季のホーム開幕戦を白星で飾り、クラブ初のJ1開幕2連勝をしている。
開幕戦でF東京に1-0で勝利した大宮は、同じ先発イレブンで試合に臨んだ。一方の柏も、1-2で敗れた開幕戦の浦和戦と同じ先発イレブンでキックオフを迎えている。
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前半1分、柏は右サイドを完全に崩してグラウンダーの折り返しを入れる。これをFW大津祐樹が受けてシュートしたが、枠の左に外してしまい絶好の決定機を活かせない。対する大宮は8分にMFネイツ・ペチュニクがPAの外で倒されてFKを獲得。これをネイツが直接シュートすると、GK中村航輔が弾く。こぼれ球にいち早くつめたムルジャがダイレクトでシュートすると、これが決まって大宮が1点をリードした。
先行された柏も10分には茨田がミドルシュートを放つが、GK塩田仁史の正面を突く。すると再び大宮の強力外国人FWが結果を出す。13分、DF河本裕之のロングボールを最終ラインの裏で受けたムルジャがドリブルで突破。左サイドに追い込まれたかと思われたが、ここでDF増嶋竜也を抜き去って右足でシュート。これも決まり、大宮が2-0と点差を広げた。
チャンスはつくれている柏は、19分にも右サイドから崩し、クロスを茨田がヘッド。しかし、今度はGK塩田の好セーブに阻まれて得点を挙げられない。柏のミルトン・メンデス監督は素早く動き、22分にMF秋野央樹を下げて、MF山中亮輔をピッチに送り込む。茨田をボランチに落とし、左SHに山中を入れた。
この選手交代から柏は左サイドから攻め込む回数を増やしていくが、大宮を押し込みながらもなかなかいい形でシュートを打てない。前半はこのままシュート3本で2点を挙げた大宮がリードして折り返した。
後半の立ち上がりも柏が押し込む展開となる。しかし、後半4分にはMF大谷秀和が強烈なシュートを放つが枠の左へ外れ、その後はシュートが打てない時間が続く。すると同10分には2人目の選手交代でDF輪湖直樹を下げ、FW田中順也を投入した。
大宮も左サイドで家長、泉澤、沼田が絡み、ゴール前へクロスを入れるなど、何度かゴールに迫る場面をつくり、試合はオープンな展開になる。後半17分には柏が攻め込み、田中がシュートを打つが右ポストに嫌われた。同24分には相手のバックパスをさらい、最後はMFエデルソンがシュートを打つが、これもGK塩田に防がれる。
柏は後半31分に最後の交代枠を使い、エデルソンをMF太田徹郎に交代する。大宮は後半40分に最初の交代枠を使い、家長をMF金澤慎と代える。さらに43分にも泉澤に代えてMFマテウスを、45分にもネイツに代えてMF横谷繁を投入して、時計の針を進めていく。
アディショナルタイムにはマテウスが自陣でドリブルし、相手を抜いてロングカウンターを仕掛ける。横谷との長い距離のワンツーからDFの股間を抜くパスを出したが、DFにカバーされる。これで得たCKから金澤がヘッドでゴールを狙うが、右に逸れた。後半に追加点を挙げられなかった大宮だが、2試合連続で無失点。クラブ初のJ1開幕2連勝を飾っている。
(取材・文 河合拓)
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