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[CL]ハートが好セーブ連発! シティとC・ロナウド欠場のレアルの第1戦は互いに譲らずドロー

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[4.26 欧州CL準決勝第1戦 マンチェスター・C 0-0 R・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は26日、準決勝第1戦を行い、エティハド・スタジアムではマンチェスター・シティ(イングランド)とレアル・マドリー(スペイン)が対戦し、0-0で引き分けに終わった。

 初の4強を戦うシティは23日のストーク・シティ戦から6選手を変更し、MFケビン・デ・ブライネやDFビンセント・コンパニらが先発出場。MFヤヤ・トゥレは欠場している。対する9連勝で敵地に乗り込んだレアルは、ラージョ戦から5選手を入れ替え、DFセルヒオ・ラモスやMFルーカス・バスケスらが先発。右ハムストリングの負傷によりラージョ戦を欠場したFWクリスティアーノ・ロナウドは遠征に帯同したが、ベンチ外となっている。

 お互いに開始から球際で厳しく当たり、なかなかチャンスを作れず、前半27分までシュートはなかった。同40分にはシティにアクシデント発生。MFダビド・シルバが右足太もも裏を痛め、19歳のFWケレチ・イヘアナチョとの交代を余儀なくされ、中央に入っていたデ・ブルイネが左にポジションを変えた。その後も守備意識が高い両チームから決定機は生まれず、前半をスコアレスで終えた。

 後半開始からレアルは膝の問題を抱えていたFWカリム・ベンゼマに代えて、FWヘセ・ロドリゲスを投入した。後半9分、MFトニ・クロースの右CKからフリーで飛び込んだS・ラモスが打点の高いヘッド。この試合初めて枠内にシュートが飛んだが、GKジョー・ハートの正面を突いた。

 レアルは徐々に中盤でパスを回せるようになると後半26分、PA内右に侵入したDFダニエル・カルバハルのクロスをへセがヘッドで合わせるもクロスバーを直撃。ここまでで最大のチャンスを逃すと、同30分にはMFガレス・ベイルが相手をかわしてPA内に侵入し、左足に持ちかえてシュートを放つもわずかにゴール左に外れる。それでも敵地に乗り込んだレアルが試合を優勢に進めていった。

 流れを変えたいシティは後半32分にMFラヒーム・スターリングを投入する。しかし、直後にレアルに決定機が立て続けに訪れる。同34分、クロースが左CKから入れたボールをニアでマークを外したMFカゼミーロがヘッドで合わせるも、GKハートに左足で止められる。同37分にも左CKからベイルが頭でコースを変え、中央のDFペペが完全にフリーとなって左足ボレーを放ったが至近距離でGKハートに防がれ、決定機をいかすことはできなかった。

 ホームのシティはデ・ブルイネを起点に最後までゴールに迫ったが、なかなかシュートまで結びつけることができず、試合は0-0でタイムアップ。5月4日に行われる第2戦で決着をつけることとなった。

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