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「アンフィールドの雰囲気はむしろプラス」ビジャレアル指揮官はリバプール撃破に自信

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 ビジャレアル(スペイン)は5日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦でリバプール(イングランド)の本拠地アンフィールドに乗り込む。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督のコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。

 両チームが公式戦で初めて顔を合わせた第1戦は、終了間際にFWアドリアン・ロペスが決勝点を奪い、ビジャレアルが1-0で勝利。今大会12試合無敗とするとともに、リバプールのグループステージ初戦から続く不敗記録を12で止めた。

 敵地での第2戦に臨むマルセリーノ監督は「期待いっぱいでここへやって来た。持てるものを出し尽くすとともに、試合を楽しむつもりだ。何よりも力負けしないようにしたい。決勝へ勝ち進むだけの実力はあると感じている」と、クラブ史上初の決勝進出へ自信を見せた。

 リバプールは4月14日の準決勝第2戦でドルトムントを相手に一時は1-3と窮地に追い込まれながらも、ホームの大声援に後押しされ、最終的には2試合合計5-4に持ち込み、大逆転劇を演じている。マルセリーノ監督は優勝候補の一角だったドルトムントも飲み込んだアンフィールドの雰囲気に関して、「我々がマイナスの影響を受けることは決してないだろう。むしろプラスの影響を受けるはずだ」と問題視はせず、逆にポジティブなパワーに変えられると信じているようだ。

「第1戦とは違う試合になるだろう。相手は1人か2人を入れ替えてシステムも変えてくるかもしれないが、我々の戦い方がそれによって変わることはない。注意すべき部分は把握している。大事なのは、彼らの強みを打ち消すことだ」と、ビジャレアルの指揮官は勝利へのビジョンを明確に描いている。

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