プレミアリーグを初制覇したFW岡崎慎司が所属するレスター・シティは16日、レスター市内で優勝パレードを行った。英『BBC』によると、24万人以上のファンが集まったという。

　昨季レスターは残り9試合の時点で最下位と降格の危機に瀕していたが、重圧のかかる終盤戦で7勝1分1敗と驚異的なラストスパートで奇跡の残留を果たした。そして、昨夏に指揮官がクラウディオ・ラニエリ監督に代わってもその勢いは継続され、プレミアリーグの頂点まで駆け上がり、クラブ創設132年で初優勝を果たした。

　レスター中心部のジュビリースクエアからビクトリアパークまで、選手や監督、クラブスタッフらがオープントップの2階建てバスに乗って約1時間パレードを行った。自身初のクラブチームでの初優勝を果たした岡崎も、笑顔でファンに手を振り、チームメイトと写真を撮るなど楽しんでいた。

　パレード後はビクトリアパークで優勝報告会を行い、レスター出身のロックバンド、カサビアンも駆け付け、ライブも行った。同紙によると、ラニエリ監督は「信じられないよ。街全体がここに集まっているようだ。我々はチームが勝っただけではなく、心や魂を込めて戦った。ファンもそれを理解してくれているね」と喜びを語った。

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