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U-23代表、今夜トゥーロン国際初戦パラグアイ戦 「ワクワク」「勝ちに行く」

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 U-23日本代表は21日、フランス・トゥーロンで行われる第44回トゥーロン国際大会の初戦でU-21パラグアイ代表と対戦する。今大会はリオデジャネイロ五輪本大会を見据えた大事なテストマッチ。本大会でコロンビアと対戦する日本にとっては、同じ南米勢との対戦は貴重な経験になる。

 17日より現地入りしている同代表は、順調な調整を続けている。JFAによると、試合前日の20日も午後練習を実施。手倉森誠監督は「この大会で大きなミスをしても、我々が目指すオリンピックのメダルを誰かに奪われる訳ではない。目の前にはチャンスしかないのだから、そこに対して何も恐れず向かっていこう」と選手たちにはっぱを掛けたという。

 夕食後にはミーティングを行い、パラグアイの映像を確認。情報を共有し、初戦に備えた。指揮官は「試合は勝ちにいきたい。パラグアイは個人個人が独特のリズムを持っており、南米特有の狡猾な面も持ったチーム。その相手に対して日本の強みを出すためにいかに真剣にやれるか。本当の意味での国際試合の一発目、是が非でも勝たなければいけない相手」と闘志を燃やした。

 選手たちも初陣に向け集中力を高める。FW浅野拓磨(広島)が「この大会に対してワクワクしていました。パラグライ戦でピッチに立ったら自分の持っているものを全て出したい」と話せば、MF野津田岳人(新潟)も「明日の試合が楽しみですし、早く試合がしたい。ミドルシュートが自分の武器ですので、劣勢の状況やチームが苦しい時に一発で流れを変えられるようなシュートを決めたい」と力強く話している。

 キックオフは日本時間23時15分。中継はNHK総合で23時45分より。

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