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ベイル、EUROで対戦のイングランドに挑戦状 「ウェールズの情熱とプライドに懸けて勝利を」

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グループ第2戦で隣国対決が実現。「バトル・オブ・ブリテン」を制するのは…?

 ウェールズ代表FWガレス・ベイルは、EURO2016で行われる隣国イングランドとの一戦に向けて、ウェールズ人としてのプライドに懸けて決して負けたくはないとの思いを述べた。

 これまで主要国際大会とは縁のなかったウェールズ代表だが、レアル・マドリーでも活躍するベイルらを中心として大きく躍進。1958年W杯以来の大舞台となるEUROの出場権を勝ち取り、そのグループステージではイングランドと同居することになった。

 11日に行われるグループ初戦ではウェールズがスロバキアと、イングランドがロシアとそれぞれ対戦し、16日には両国の激突を迎える。注目の集まる「バトル・オブ・ブリテン」に向け、ベイルが会見で次のように語ったとしてイギリス複数メディアが伝えた。

「僕らは自分たちについて、彼ら以上の情熱とプライドを持っていると思う。試合の日には絶対にそれを見せられるはずだ。彼らは何も成し遂げないうちから自分たちを大きく見せようとしているね。僕らは彼らを倒せると信じているよ」

「グループステージの注目の一戦だと思うけど、プレッシャーはない。こういう試合に参加できるのは素晴らしいことだし、ほかのダービーマッチと同じだよ。ライバルには決して負けたくないものなんだ」

 国を代表して戦うことへの思いの強さにかけては、ウェールズはどの国にも負けることはないとベイルは自信を見せている。

「僕らウェールズ人は、ほかの誰よりも強いプライドと情熱を感じている。国歌斉唱を見てもそうだ。スタジアム全体で、誰もが歌っている。(予選の)ベルギー戦のことを思い出せば、僕らがみんな疲れていたときに、スタジアム全体が国歌を歌い始めたことがあった」

「ほかの国ではそんなことは起こらないと思う。ウェールズ人であれば自然とそうするんだ。子供の頃に両親とパブに行ったとき、みんなテレビでラグビーだかサッカーだかの試合を見ていて、全員が一緒になって歌っていた。僕らはそんな中で育ってきたんだ」

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