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イタリア戦控えるアザールはブッフォンへ敬意示す、「未だに世界最高レベル」

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 ベルギー代表のMFエデン・アザール(チェルシー)がイタリア代表戦を翌日に控えた12日に会見に出席。初戦の出来がEURO2016の明暗を分けるだろうと見解を語った。英『スカイスポーツ』が伝えている。

 EURO2016において、イタリア、アイルランド、スウェーデンと同居するE組に入ったベルギー。13日に初戦を迎え、リヨンでイタリアと戦う。アザールは「最初の試合がおそらく最も1番重要な試合だろう。もし僕らが負けてしまえば、それだけ大きなプレッシャーを背負うことになる」と見解を口にした。

「新聞では僕らとイタリアがこのグループの2強と書かれている。選手のクオリティを考えれば妥当ではあるけど、アイルランドやスウェーデンを過小評価するつもりはない」と気を引き締める。

 また「イタリアの守備は素晴らしい。そこをこじ開ける方法を見つけられるかは僕らにかかっている」と話したアザールはGKジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)の名前を挙げ、「ブッフォンという強力なキャプテンもいる。彼は長くキャリアを積み重ねているが、未だに世界最高レベルの選手だ。どんな選手も彼のレベルにいつか到達したいと思うものだよ。僕らも彼に対しては敬意しか抱いていない」と尊敬の思いを明かした。

 自チームについて言及したアザールは、MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)を挙げて、「ケビンと僕が違いを生み出すことのできる選手だと思っている」ときっぱり。

「僕が決定的な仕事をする日もあれば、ケビンが素晴らしい仕事をする日もある。僕ら2人でプレーできればパーフェクトさ。僕らのコンビネーションについてはまだ改善の余地はあるけどね」と遠慮しつつも自信をのぞかせた。

「僕らは優勝候補というわけじゃない。僕らよりも戦力が充実しているチームが2、3か国ある。だけど僕らもそれぞれのポジションで優秀な選手が揃っている」


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